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高校生編
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「柚琉様、夏羽様。こちらに」
「またあいつ?…どれだけ遠回りさせれば気が済むんだろ」
「な…夏…僕もう…」
「疲れた?ちょっと待って」
夏は持っていた教科書類を睦樹くんに預けると僕を背負った。
「な、夏!!僕重いよ!!」
「重くないよ。柚もっと食べた方がいいよ」
「むぅ…」
夏はそのまま歩き始めた。
「昔は柚と一緒が良かったけど今は柚よりも大きくなって良かったと思ってるよ」
「どうして?」
「こうやって柚をおんぶできるから」
「…でも夏疲れちゃう」
「いーの。柚1人だけなら軽いし疲れないよ」
夏は教室に着くとそのまま椅子に座り、僕を膝に乗せた。
「な、夏!!」
「柚いい匂い…何の匂い?香水…はないよね。柚のフェロモン?」
「ふぇろもん?」
「発情期来てないんだよね?」
「うん。中3の…えっと」
「6月です。最後の発情期は」
「そうっ!!」
「じゃあ今来てもおかしくないのか…でも前みたいな匂いしないね。柚、帰り病院行って検査してもらおうか?」
「ぴゃ!?病院行きたくないっ!!もう元気になったもん!!」
「でも…」
にゅー!!
行かないったら行かないの!!
「…私にも少し香る程度ですね。ですが柚琉様の発情期は不定期ですから」
「不定期…ねぇ。本当なら3ヶ月に1回なのに柚は半年に1回だけだよね。辛くないの?」
「全然っ!!」
…ちょっとお腹痛くなるくらいだもん。
なんでお腹なんだろうな~って思うけど発情期の時もお腹の奥の方が熱くなるの。
薬飲むと治まるんだけどね~。
「またあいつ?…どれだけ遠回りさせれば気が済むんだろ」
「な…夏…僕もう…」
「疲れた?ちょっと待って」
夏は持っていた教科書類を睦樹くんに預けると僕を背負った。
「な、夏!!僕重いよ!!」
「重くないよ。柚もっと食べた方がいいよ」
「むぅ…」
夏はそのまま歩き始めた。
「昔は柚と一緒が良かったけど今は柚よりも大きくなって良かったと思ってるよ」
「どうして?」
「こうやって柚をおんぶできるから」
「…でも夏疲れちゃう」
「いーの。柚1人だけなら軽いし疲れないよ」
夏は教室に着くとそのまま椅子に座り、僕を膝に乗せた。
「な、夏!!」
「柚いい匂い…何の匂い?香水…はないよね。柚のフェロモン?」
「ふぇろもん?」
「発情期来てないんだよね?」
「うん。中3の…えっと」
「6月です。最後の発情期は」
「そうっ!!」
「じゃあ今来てもおかしくないのか…でも前みたいな匂いしないね。柚、帰り病院行って検査してもらおうか?」
「ぴゃ!?病院行きたくないっ!!もう元気になったもん!!」
「でも…」
にゅー!!
行かないったら行かないの!!
「…私にも少し香る程度ですね。ですが柚琉様の発情期は不定期ですから」
「不定期…ねぇ。本当なら3ヶ月に1回なのに柚は半年に1回だけだよね。辛くないの?」
「全然っ!!」
…ちょっとお腹痛くなるくらいだもん。
なんでお腹なんだろうな~って思うけど発情期の時もお腹の奥の方が熱くなるの。
薬飲むと治まるんだけどね~。
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