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中学生編
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「…逃げ…れないよ?僕迷子になると絶対樹くんが見つけてくれるもん」
「Ω用の学校あるだろ。このままじゃヒロインにめちゃくちゃにいじめられるのがオチだぞ?てかそういうの読んだことあるな…女だったけど」
「…絢香学園はダメなの。父さんに反対されちゃった」
「詰んだな」
…つんだって何?
「柚~あ。ここにいた。遊ぼ?」
「夏。僕雅人くんと大事なお話あるの。1人で遊んでて?」
「…柚…夏よりもそんなやつを優先するの…?」
「う…」
「うわぁぁぁ!!柚様!!俺はもういいですから!!夏羽様のところ行ってください!!」
雅人くんは急に僕の背中を押した。
わわっ。
転んじゃうっ!!
「おっと。柚危ないよ?さ、遊ぼ。何する?」
…雅人くんのお話まだ聞きたかったのに。
聞きたいこといっぱいあったのに。
ポケットに触れるとかさっと音がした。
夏に見られないようにそっと覗いてみると小さなメモが入っていた。
あ、雅人くんのLIMEのアカウントだ。
あとで登録しなきゃっ!!
「…柚?聞いてる?」
「ごめん。ぼーっとしちゃった」
「大丈夫?お熱出たの?」
「ううん。違うよ。僕ね、夏と久しぶりにゲームしたいっ!!」
「じゃあやろ!!夏の部屋でいいよね」
ふぅ…誤魔化せた?
「夏羽様がヤンデレ属性とか聞いてない…俺があそこで背中押さなかったら監禁ルートに最短で行って俺殺されるところだったかも…」
「Ω用の学校あるだろ。このままじゃヒロインにめちゃくちゃにいじめられるのがオチだぞ?てかそういうの読んだことあるな…女だったけど」
「…絢香学園はダメなの。父さんに反対されちゃった」
「詰んだな」
…つんだって何?
「柚~あ。ここにいた。遊ぼ?」
「夏。僕雅人くんと大事なお話あるの。1人で遊んでて?」
「…柚…夏よりもそんなやつを優先するの…?」
「う…」
「うわぁぁぁ!!柚様!!俺はもういいですから!!夏羽様のところ行ってください!!」
雅人くんは急に僕の背中を押した。
わわっ。
転んじゃうっ!!
「おっと。柚危ないよ?さ、遊ぼ。何する?」
…雅人くんのお話まだ聞きたかったのに。
聞きたいこといっぱいあったのに。
ポケットに触れるとかさっと音がした。
夏に見られないようにそっと覗いてみると小さなメモが入っていた。
あ、雅人くんのLIMEのアカウントだ。
あとで登録しなきゃっ!!
「…柚?聞いてる?」
「ごめん。ぼーっとしちゃった」
「大丈夫?お熱出たの?」
「ううん。違うよ。僕ね、夏と久しぶりにゲームしたいっ!!」
「じゃあやろ!!夏の部屋でいいよね」
ふぅ…誤魔化せた?
「夏羽様がヤンデレ属性とか聞いてない…俺があそこで背中押さなかったら監禁ルートに最短で行って俺殺されるところだったかも…」
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