普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ

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中学生編

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「父さ~ん!!」
「検査終わった?偉かったね。帰りにどこか寄っていこうか?」
「ううん。早くおうち帰る!!夏も帰ってくるでしょ?」
「そうだね」
「…柊二、ちょっと」
「ごめん。呼ばれちゃった。このお部屋で大人しく待っててくれる?」
「うん」
僕はまたベッドの上におろされた。
父さんは先生と別の部屋に行ってしまった。
「柚琉様、何かお持ちしましょうか?」
「…スマホっ!!」
「こちらですね」
わーい。
僕のスマホだ~。
なんかすっごく久しぶりに見るのは気のせいだよね?
「ふんふふ~ん♪」
あ、蛍くんからメッセージきてた。


柚琉くん。やばい。発情期だ…。


蛍くん今発情期なんだ。
僕はそんなに辛くないけどみんなは辛いんでしょ?
頑張ってね、っと。
あ、ゲームもやらなきゃ。
夏と一緒にちょっとずつやってたけど最近やった覚えがないもん。
僕のキャラ強くしなくちゃ!!
見た目女の子だけどね。
だって女の子の方が可愛いもん!!
可愛いのいっぱいあるもん!!
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