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中学生編
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「ピクニック~♪ピクニック~♪」
「柚?ピクニックは来週だよ?」
「楽しみなのっ!!」
司さん(名前教えてもらったの)には樹くんが電話してくれたって。
来週ならみんなお仕事も学校もないから行けるよって!!
「あ…絵の具とか準備しなきゃ」
僕絵の具で塗るの苦手…。
来週まで練習しようかな?
僕は昔の僕達の部屋へ向かった。
「お絵描きお絵描き~♪」
「お絵描きお絵描き~♪」
夏と2人で描いてるの!!
…ポスターって2人で描いてもいいかな?
2枚描けばいいよね?
「柚、腕に絵の具ついてる~」
「夏は手についてる~」
「いつもついちゃうね~」
「ね~」
でもね、お洋服汚しちゃうから…ちょっと悲しいな。
そしたら樹くんが大急ぎでエプロン作ってくれたの!!
かっぽうぎ?みたいな形の腕まで覆ってるの。
ちゃんと絵の具つかないんだよ~。
「…ベタベタで画用紙汚れちゃったね」
「うん。やっぱり絵の具は苦手。色鉛筆じゃダメなのかな?」
「それかペンがいいよね。夏達それなら描けるのに」
「ね」
…頑張っても全然描けないもん。
「夏達はまた床に寝転がって…ちゃんと絵を描く用の机とキャンバスも買ってあげたでしょ?使わないの?」
いつの間にか父さんが来ていた。
「だってあれ2人じゃ使いにくいんだもん」
「そうそう。いつも柚は右半分で夏が左半分なのにキャンバスを台に置くとどっちかが上になっちゃうもん」
「…そういう問題もあるんだ。机は?」
「「物が落ちてった」」
「…広さ足りない?でもあれ以上広くすると届かないよね?」
「「そうなの。だから床に寝転がるの。これなら欲しいものに手が届くし2人で描けるし落ちないもん!!」」
「…ちゃんと考えてるんだね。ラグ替えようかな」
この下のふわふわのこと?
うん。
替えてほしいな~。
…絵の具つけちゃいそうだもん。
「柚?ピクニックは来週だよ?」
「楽しみなのっ!!」
司さん(名前教えてもらったの)には樹くんが電話してくれたって。
来週ならみんなお仕事も学校もないから行けるよって!!
「あ…絵の具とか準備しなきゃ」
僕絵の具で塗るの苦手…。
来週まで練習しようかな?
僕は昔の僕達の部屋へ向かった。
「お絵描きお絵描き~♪」
「お絵描きお絵描き~♪」
夏と2人で描いてるの!!
…ポスターって2人で描いてもいいかな?
2枚描けばいいよね?
「柚、腕に絵の具ついてる~」
「夏は手についてる~」
「いつもついちゃうね~」
「ね~」
でもね、お洋服汚しちゃうから…ちょっと悲しいな。
そしたら樹くんが大急ぎでエプロン作ってくれたの!!
かっぽうぎ?みたいな形の腕まで覆ってるの。
ちゃんと絵の具つかないんだよ~。
「…ベタベタで画用紙汚れちゃったね」
「うん。やっぱり絵の具は苦手。色鉛筆じゃダメなのかな?」
「それかペンがいいよね。夏達それなら描けるのに」
「ね」
…頑張っても全然描けないもん。
「夏達はまた床に寝転がって…ちゃんと絵を描く用の机とキャンバスも買ってあげたでしょ?使わないの?」
いつの間にか父さんが来ていた。
「だってあれ2人じゃ使いにくいんだもん」
「そうそう。いつも柚は右半分で夏が左半分なのにキャンバスを台に置くとどっちかが上になっちゃうもん」
「…そういう問題もあるんだ。机は?」
「「物が落ちてった」」
「…広さ足りない?でもあれ以上広くすると届かないよね?」
「「そうなの。だから床に寝転がるの。これなら欲しいものに手が届くし2人で描けるし落ちないもん!!」」
「…ちゃんと考えてるんだね。ラグ替えようかな」
この下のふわふわのこと?
うん。
替えてほしいな~。
…絵の具つけちゃいそうだもん。
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