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中学生編
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「ゆぅぅずぅぅ!!ごめんねぇぇぇぇ!!」
車から降りると涙を流す夏に抱きつかれた。
あ、吹き飛ばされなくなった。
夏加減が上手くなったんだね、えらいえらい。
僕は思わず夏の頭をよしよし撫でてしまった。
「ふにゅぅ…じゃないっ!!ごめんね…夏が気づかないから…風邪ひいてない?」
「大丈夫だよ~あのね、番さん?と会ったの」
「……は?」
夏は後ろの番さん(名前忘れちゃった…)を見ると素早く僕を自分の後ろに隠した。
「がるるるるる」
夏がライオンさんになっちゃった!?
「柚は渡さないから!!」
「柚琉様、こちらに」
僕は樹くんに抱き上げられて毛布をかけられた。
「少し走りますからね。舌を噛んでしまうので口は開けないでください」
「え…?」
ぎゅんっと急に景色が変わった。
ふぇ!?
あ!!
お口チャック!!
慌てて僕は口を閉じて手を当てた。
「もう大丈夫ですよ」
ここ…僕のお部屋?
「あれ…?さっきまでお外にいたよね…?」
「はい」
「お部屋…?」
「全力で走りましたから」
え?
…なのに息切れしてないの?
というか全力どれだけ速いの?
「体を洗って今日はもう寝てしまいましょう」
「え…でもさっきの番さん…」
「寝てしまいましょう」
…僕寝なきゃダメなのか…。
車から降りると涙を流す夏に抱きつかれた。
あ、吹き飛ばされなくなった。
夏加減が上手くなったんだね、えらいえらい。
僕は思わず夏の頭をよしよし撫でてしまった。
「ふにゅぅ…じゃないっ!!ごめんね…夏が気づかないから…風邪ひいてない?」
「大丈夫だよ~あのね、番さん?と会ったの」
「……は?」
夏は後ろの番さん(名前忘れちゃった…)を見ると素早く僕を自分の後ろに隠した。
「がるるるるる」
夏がライオンさんになっちゃった!?
「柚は渡さないから!!」
「柚琉様、こちらに」
僕は樹くんに抱き上げられて毛布をかけられた。
「少し走りますからね。舌を噛んでしまうので口は開けないでください」
「え…?」
ぎゅんっと急に景色が変わった。
ふぇ!?
あ!!
お口チャック!!
慌てて僕は口を閉じて手を当てた。
「もう大丈夫ですよ」
ここ…僕のお部屋?
「あれ…?さっきまでお外にいたよね…?」
「はい」
「お部屋…?」
「全力で走りましたから」
え?
…なのに息切れしてないの?
というか全力どれだけ速いの?
「体を洗って今日はもう寝てしまいましょう」
「え…でもさっきの番さん…」
「寝てしまいましょう」
…僕寝なきゃダメなのか…。
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