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中学生編
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「っく…」
「柚?どうしたの?」
やった!!
戻ってきた!!
「ふぇ…にいしゃ…ふぁぁん」
「ごめんね、1人にしちゃって。寂しかった?」
「柚、夏がお世話するね!!」
誰か一緒じゃなきゃやだー!!
「樹、何か変わったことは?」
「ずっと泣き続けていました。寂しいのかと」
「発情期には抑制剤で抑え込むかαに頼るかしかないし……仕方ない。抑制剤使おうか」
兄さんはサイドテーブルに置いてあった薬をとり、僕の口に入れた。
「それ噛んで。噛んだら飲むこむんだよ」
「ん…」
ごくんと飲み込んだのに口の中に苦い味が残った。
「にがい…」
「よしよし」
「注射じゃないの?」
「注射は柚が嫌がるから本当に急の時だけだよ」
僕はすりすりと兄さんの胸に頭を擦り付けた。
「速攻性じゃないしまだちょっと効くのに時間かかるかな」
「発情期の時は柚甘えん坊になるよね~夏のとこにもおいで?」
「いかない」
「麻痺は取れてきたかな。ずっと痺れた状態だったんだって。細かな痙攣もなくなったしもう大丈夫かな」
痺れた?
ビリビリ?
「柚?どうしたの?」
やった!!
戻ってきた!!
「ふぇ…にいしゃ…ふぁぁん」
「ごめんね、1人にしちゃって。寂しかった?」
「柚、夏がお世話するね!!」
誰か一緒じゃなきゃやだー!!
「樹、何か変わったことは?」
「ずっと泣き続けていました。寂しいのかと」
「発情期には抑制剤で抑え込むかαに頼るかしかないし……仕方ない。抑制剤使おうか」
兄さんはサイドテーブルに置いてあった薬をとり、僕の口に入れた。
「それ噛んで。噛んだら飲むこむんだよ」
「ん…」
ごくんと飲み込んだのに口の中に苦い味が残った。
「にがい…」
「よしよし」
「注射じゃないの?」
「注射は柚が嫌がるから本当に急の時だけだよ」
僕はすりすりと兄さんの胸に頭を擦り付けた。
「速攻性じゃないしまだちょっと効くのに時間かかるかな」
「発情期の時は柚甘えん坊になるよね~夏のとこにもおいで?」
「いかない」
「麻痺は取れてきたかな。ずっと痺れた状態だったんだって。細かな痙攣もなくなったしもう大丈夫かな」
痺れた?
ビリビリ?
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