普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ

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中学生編

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「「ただいまー!!」」
「おかえりなさいませ」
「これ荷物と使用人の子達へのお土産。取り合いしないように言っておいて」
「はい!!ありがとうございます!!」
あ、そうだ。
僕もお土産しまわなきゃ。
僕は鞄からクッキーを取り出して使用人に渡した。
「あのね、それ蛍くんに渡したいの。ラッピングお願いできる?」
「はい。とびきり可愛くしましょう」
「…蛍くん男の子だから可愛くなくていいんだよ?」
「いえ、プレゼントですから」
…プレゼントって可愛くしなきゃいけないものだったの?
だから(前世の)お母さん達からの誕生プレゼントとかが毎回ラッピングが赤の包装紙だったりピンクのリボンだったの?
「…あ、夏、柚。こっちおいで」
「「なぁに?」」
「誕生日おめでとう。2人とも今日で13歳だね」
誕…生日?
あぁ、忘れてた。
「夏、おめでとう」
「柚、おめでとう」
僕達は互いにキスをした。
「こらこら。夏が教えたの?」
「違うよ、僕。誕生日にはちゅーするものなんでしょ?」
「違うから!!それどこで聞いたの!!」
女の子達。
いつもお互いにほっぺにちゅーするの。
「ないしょー!!」
「…本当は怒りたいけど誕生日だし許してあげようか……」
「さ、2人とも。いつも通りプレゼント開けましょうね」
「「うん!!」」
あのね、2人で話してたの。
そろそろパソコンで描いてみたいねって。
よくね、ネットの画像ですっごく綺麗なの見てるの。
でも僕達そんなの描いたことないから練習しなきゃだけど…やってみたいの。
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