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番外編

柚の前世 1

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なんとなく書きたくなったので書きまーす。こっちは最高でも1日1回更新かな?1週間に1回とかなったらごめんなさい。


理央りおくん。遊ぼっ!!」
(理央=柚の前世の名前)
「うん!!」
僕はランドセルを背負って女の子達の後を追った。
「どこ行く?美奈ちゃんの家?」
「うちは今日無理~お父さんのお客さんが来るからうるさくしちゃダメって」
「私の家も無理だし…」
「僕のおうち来る?多分大丈夫だと思うよ」
「「「賛成っ!!」」」
お母さんおやつ何作ってくれてるのかな。
シフォンケーキかな?
クッキーかな?


「ただいま」
「「「お邪魔します」」」
「いらっしゃい。お友達?」
「うん。…あれ?」
「もう…」
お母さんは僕の絡まってしまった靴紐をといてくれた。
「ありがとっ!!」
「ほら。みんなもあがって。ちょうど今ケーキが焼けたところなの」
「ケーキっ!!クリーム僕やる!!」
「ならお願いするわ」
僕はランドセルをお部屋に放り込むと走ってキッチンに向かった。
「クリームしゃかしゃか~♪」
「何その歌?」
「今作ったの!!」
「理央くんいつも歌、歌うもんね」
ん~なんか歌っちゃうんだよね。
「できたっ!!」
「じゃあみんなのお皿に取り分けてくれる?」
「うん!!」
早くしないとシフォンケーキがあったかくなくなっちゃうもんね!!
「お待たせっ!!」
「理央くんそのエプロン可愛いね」
「ふぇ?」
…エプロン?
下を見下ろしてみると白のフリル付きのエプロンを着ていた。
「お母さんっ!!」
「ごめんごめん。でも似合ってるわよ」
「むぅ…」
「…男の娘成長計画だ…」
「まさか私達と同じこと考えてるなんて…」
うゆ?
何か言った?
僕はお皿を机に置いてジュースを取りに戻った。
「みんなオレンジジュースかぶどうジュースかりんごジュースどれがいい?」
「私、ぶどう」
「私も」
「私はりんご」
「はーい。僕もりんごにしよ~」
みんなには僕のお気に入りのコップ出すっ!!
この間お出かけした時に水玉のコップ可愛かったから色違いで4つ買ってもらったの。
「「「「いただきます」」」」
「どうぞ。お代わりもあるわよ」
うみゃー!!
やっぱりお母さんのケーキ大好きっ!!
「理央くんのお母さん優しいね」
「うん。理央くん大好きって感じ」
「……困ってるんだよ?お風呂週に一回しか1人で入らせてくれないし、さっきみたいに女の子用の着せてくるし」
「だって理央くん私達より可愛いもん」
「みんなのが可愛いよ」
「「「「このタラシがっ!!」」」」
たらし?
なんか僕垂らした?
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