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幼児編
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「柚?大丈夫か?」
「あはは...あたまうったー!!いたいーー!!」
「...だから言っただろう?」
「ぐぬぬ...」
階段から落ちて頭打ちました。
別に一段上った後だったから別にそこまで高くないんだけどね。
「ほら。手当てをしよう」
「…だっこ」
頭痛くてフラフラするもん。
「あんなに甘えるのを嫌がっていた柚琉が……大きくなったなぁ」
「ちがうもんっ!!」
おじいちゃんは僕を抱っこしながら目尻に溜まった涙を拭った。
「柚琉。おやつ食べようか」
「そーいちおじさんもいっしょ?」
「呼ぼうか?」
「うん!!」
おじいちゃんは使用人におじさんを呼ぶように言った。
「今日は柚琉の家から料理人を呼んだからな。いつものおやつが食べられるぞ」
「ほんと!?」
やったぁ!!
じゃあねじゃあね!!
「あの…えっと…フルーツタルトたべたいっ!!」
「今日はミニケーキだそうだ。あるといいな」
「うん!!」
りんごとマスカットとさくらんぼとぶどうとブルーベリーとグレープフルーツが入ってるの。
マスカットは……なんだっけ?
しゃいん…だったかな。
しゃいんマスカットなんだって。
…マスカットに種類なんてあったんだね。
「あはは...あたまうったー!!いたいーー!!」
「...だから言っただろう?」
「ぐぬぬ...」
階段から落ちて頭打ちました。
別に一段上った後だったから別にそこまで高くないんだけどね。
「ほら。手当てをしよう」
「…だっこ」
頭痛くてフラフラするもん。
「あんなに甘えるのを嫌がっていた柚琉が……大きくなったなぁ」
「ちがうもんっ!!」
おじいちゃんは僕を抱っこしながら目尻に溜まった涙を拭った。
「柚琉。おやつ食べようか」
「そーいちおじさんもいっしょ?」
「呼ぼうか?」
「うん!!」
おじいちゃんは使用人におじさんを呼ぶように言った。
「今日は柚琉の家から料理人を呼んだからな。いつものおやつが食べられるぞ」
「ほんと!?」
やったぁ!!
じゃあねじゃあね!!
「あの…えっと…フルーツタルトたべたいっ!!」
「今日はミニケーキだそうだ。あるといいな」
「うん!!」
りんごとマスカットとさくらんぼとぶどうとブルーベリーとグレープフルーツが入ってるの。
マスカットは……なんだっけ?
しゃいん…だったかな。
しゃいんマスカットなんだって。
…マスカットに種類なんてあったんだね。
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