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幼児編
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「…ふへぇ…」
僕はお風呂で蕩けていた。
…お熱は下がったんだよ?
だけどね?
…お風呂はまだ1人じゃダメだって言われたの…。
ふらふらしたのは寝起きだったからだもんっ!!
寝起きならふらふらするの普通だもん!!
「新しい入浴剤。気に入っていただけましたか?」
「…このおはな?にゅーよくざいなの?」
「えぇ。入浴剤に花びらが練り込まれていまして溶けてくると花びらが湯に浮かぶんですよ」
「きれいだね」
…このぷかぷか浮いてる花びらが練り込まれた入浴剤…。
…うん、でも匂いやだ。
強すぎる。
僕は鼻をつまんだ。
「むぅ…」
「…匂いがきつすぎましたね。少し換気しましょうか」
窓を少しだけ開け、匂いを外に出した。
「柚琉様には花の匂いの入浴剤は合わないようですね」
「…においがつよいもん…いつものみるくがいい…」
「かしこまりました」
…ミルクは甘い匂いだから好きだもん。
…あの旅行の時に嗅いだ匂いとは違うけど…なんかあれも好きな匂いだったな。
お菓子の匂いみたいだった。
僕の大好きな匂いっ!!
僕はお風呂で蕩けていた。
…お熱は下がったんだよ?
だけどね?
…お風呂はまだ1人じゃダメだって言われたの…。
ふらふらしたのは寝起きだったからだもんっ!!
寝起きならふらふらするの普通だもん!!
「新しい入浴剤。気に入っていただけましたか?」
「…このおはな?にゅーよくざいなの?」
「えぇ。入浴剤に花びらが練り込まれていまして溶けてくると花びらが湯に浮かぶんですよ」
「きれいだね」
…このぷかぷか浮いてる花びらが練り込まれた入浴剤…。
…うん、でも匂いやだ。
強すぎる。
僕は鼻をつまんだ。
「むぅ…」
「…匂いがきつすぎましたね。少し換気しましょうか」
窓を少しだけ開け、匂いを外に出した。
「柚琉様には花の匂いの入浴剤は合わないようですね」
「…においがつよいもん…いつものみるくがいい…」
「かしこまりました」
…ミルクは甘い匂いだから好きだもん。
…あの旅行の時に嗅いだ匂いとは違うけど…なんかあれも好きな匂いだったな。
お菓子の匂いみたいだった。
僕の大好きな匂いっ!!
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