普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。

かーにゅ

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幼児編

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「日替わりのBが蛍様でAが柚琉様ですね」
「ありがちょ。いちゅきくん」
「いつきさん。ありがとうございます」
「いえ。で…これが夏羽様のですね」
「こちらも」
睦樹くん…大丈夫かな?
腕ぷるぷるしてるよ?
「むちゅきくん」
「はい?なんでしょうか?」
僕は睦樹くんを呼びよせ腕をもみもみしてあげた。
ふふん。
前世では母さんと父さん専属のマッサージ師だったからね!!(日給お菓子1個×やった人数分)
「…ありがとうございます」
「なちゅがごめんね?なちゅ。たべしゅぎ」
「んぐ?これでもおさえてるんだよ?」
…それでか。
翔兄さん達より食べてるでしょうが。
「一応少なめに盛っていただきましたが…食べれそうですか?」
「…ちょっとおーい」
「ではこちらへ食べない分を移してください」
取り皿の方へ食べない分…というか食べる分をよそった。
だって食べない分のが多いんだもん。
でもね。
単品のもあるんだけど…なんか単品だと色々ついてきて実質定食より多いの。
…モーニングのサービスをランチでやらなくていいんだよ。
「いただきます」
「…はぁ。今日もそれだけ……どうしよう…また里から薬取り寄せる…?いや…食欲減少はあっても増加はなかったような…」
「…樹。それは日々の努力で頑張れ」
「…うん」
なんか…ごめんなさい。
これでもいつもより油揚げ1個多いよ?
ハムとチーズ入れて焼いたヤツ!!
ケチャップかけて食べるの!!
…ちなみにこれ食堂のメニューじゃないんだよ。
樹くんが考えて卵の代わりに用意してもらってるやつなの。
美味しいから僕は満足!!
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