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幼児編
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「…ん。熱もないし…頭痛は?」
「にゃおった!!」
「腹痛は?」
「にゃおった!!」
「…呂律だけ治らないね」
ふにゅぅ…僕の舌…頑張ってよぉ。
「あいうえお。きゃ…きゃっ!!あぅ…」
「…か行から言えないんだね」
「しゃししゅしぇしょっ!!」
「…うん、もう分かったから。先生にも相談してみようね」
「うにゅ?」
学校行かないの?
病院なの?
「ん?今から病院行くんだよ。動くのも辛そうだったから連れていかなかっただけで本当は昨日連れていこうと思ってたんだから」
「とうしゃん。おちごと」
「仕事は柚の診察が終わったあと行くから」
「…おしょい」
父さん社長さんなんでしょ?
重役って遅く出勤するらしいけど…それは遅すぎ。
絶対お昼近くなるよね?
僕の診察、毎回検査とかやるから長いし。
僕は父さんをぐいぐい押した。
「おちごといきゅの!!」
「こらこら押さない。病院はついてくからね。さすがに翔達も学校に行かせないと」
「…あ」
そうだった。
父さんと母さんがいないから病院に連れてってくれるの兄さん達だった。
「じゃあ病院行くから着替えよろしくね」
「はい。病院のあとはご自宅へ戻る…でよろしいでしょうか」
「そうだね。念の為今日も休んでおこうか」
「はい。では柚琉様、着替えますよ」
…着替えるって…パジャマからパジャマに?
「にゃおった!!」
「腹痛は?」
「にゃおった!!」
「…呂律だけ治らないね」
ふにゅぅ…僕の舌…頑張ってよぉ。
「あいうえお。きゃ…きゃっ!!あぅ…」
「…か行から言えないんだね」
「しゃししゅしぇしょっ!!」
「…うん、もう分かったから。先生にも相談してみようね」
「うにゅ?」
学校行かないの?
病院なの?
「ん?今から病院行くんだよ。動くのも辛そうだったから連れていかなかっただけで本当は昨日連れていこうと思ってたんだから」
「とうしゃん。おちごと」
「仕事は柚の診察が終わったあと行くから」
「…おしょい」
父さん社長さんなんでしょ?
重役って遅く出勤するらしいけど…それは遅すぎ。
絶対お昼近くなるよね?
僕の診察、毎回検査とかやるから長いし。
僕は父さんをぐいぐい押した。
「おちごといきゅの!!」
「こらこら押さない。病院はついてくからね。さすがに翔達も学校に行かせないと」
「…あ」
そうだった。
父さんと母さんがいないから病院に連れてってくれるの兄さん達だった。
「じゃあ病院行くから着替えよろしくね」
「はい。病院のあとはご自宅へ戻る…でよろしいでしょうか」
「そうだね。念の為今日も休んでおこうか」
「はい。では柚琉様、着替えますよ」
…着替えるって…パジャマからパジャマに?
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