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幼児編
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直人視点
バンッ。
「ただいま!!柚は!?」
父さんが物凄く慌てた様子で帰ってきた。
「おかえり、父さん。早かったね」
「柚は?どこにいる?」
「2階。今、翔兄さんが寝かしつけてる」
「よかったぁ…とりあえず寝られるまでには回復したんだね」
「…僕達が気づいてあげれば柚も苦しまなかったんだけど…父さん、ごめんなさい」
「いいよ。柚が隠してたんでしょ?…樹に頼まないとな。というか医者に常駐してもらった方が早いか」
…父さん…まだお金使うんだ。
まぁ僕達も人のこと言えないけど。
父さんから貰った小遣いの使い道は文房具と夏、柚の物だからね。
「よく早く帰って来られたね」
「会議だったけど連絡受けて抜けてきた。どうせ僕に媚び売るための会議だし」
うわぁ…社長がなんかすごいこと言った…。
「…スマホ鳴ってるけど?」
「葵を置いてきたから大丈夫だよ。あいつが対応してくれるから」
「葵って…父さんの元従者だっけ?」
「そう。もう今じゃ僕専属の秘書だよ。まぁ…父さんのあとを継がなきゃならないからね。身の回りの世話をする従者より仕事をてつだってくれる方がありがたいよ」
「…そっか」
なら僕の緋彩も同じようなものかな?
でも会社を継ぐのは兄さん。
僕はその支社にいられればいいや。
「…柚の様子見たかったけどやめておこうかな」
「多分大丈夫だと思うよ?1回寝ると自然に起きない限り、目を覚ますことはないから」
「じゃあ行ってくる。いつもありがとね」
「僕達がやりたくてやってるだけだし感謝されることではないよ」
…僕もあとで柚のところ行こう。
バンッ。
「ただいま!!柚は!?」
父さんが物凄く慌てた様子で帰ってきた。
「おかえり、父さん。早かったね」
「柚は?どこにいる?」
「2階。今、翔兄さんが寝かしつけてる」
「よかったぁ…とりあえず寝られるまでには回復したんだね」
「…僕達が気づいてあげれば柚も苦しまなかったんだけど…父さん、ごめんなさい」
「いいよ。柚が隠してたんでしょ?…樹に頼まないとな。というか医者に常駐してもらった方が早いか」
…父さん…まだお金使うんだ。
まぁ僕達も人のこと言えないけど。
父さんから貰った小遣いの使い道は文房具と夏、柚の物だからね。
「よく早く帰って来られたね」
「会議だったけど連絡受けて抜けてきた。どうせ僕に媚び売るための会議だし」
うわぁ…社長がなんかすごいこと言った…。
「…スマホ鳴ってるけど?」
「葵を置いてきたから大丈夫だよ。あいつが対応してくれるから」
「葵って…父さんの元従者だっけ?」
「そう。もう今じゃ僕専属の秘書だよ。まぁ…父さんのあとを継がなきゃならないからね。身の回りの世話をする従者より仕事をてつだってくれる方がありがたいよ」
「…そっか」
なら僕の緋彩も同じようなものかな?
でも会社を継ぐのは兄さん。
僕はその支社にいられればいいや。
「…柚の様子見たかったけどやめておこうかな」
「多分大丈夫だと思うよ?1回寝ると自然に起きない限り、目を覚ますことはないから」
「じゃあ行ってくる。いつもありがとね」
「僕達がやりたくてやってるだけだし感謝されることではないよ」
…僕もあとで柚のところ行こう。
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