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幼児編
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柚琉視点
「…ん」
ちゃぽんと水の音が聞こえた。
「起きられましたか?」
「…いつき…くん」
「そうです。熱を出して2日も寝込んでいたのです。どこかおかしなところなどありませんか?」
「…ふつか」
ふつか…2日…2日!?
「そんなに!?…ぼくなんにもおぼえてないよ」
「38度の熱が続いていましたからね。少しぐらいは記憶の混濁があっても不思議ではありません」
「…そこはさんじゅうきゅーじゃないの…?」
それぐらいでないと高熱とは言えないよ?
「一昨日は目を覚ましておられていましたが昨日は1度も目を覚まさず…ご家族も心配されていますよ」
「うぅ…ごめんなさい」
ちょっとおつかいしただけなのに…。
「…今日も目を覚まさないようでしたら病院へ連れていくところでした」
「…めをさましてよかった」
本当に!!
目を覚ましたら腕に点滴…とかもう嫌だからね。(過去に経験あるの)
「お腹も空いているでしょう?お風呂を上がりましたら何か軽食でも食べましょうか」
「しょくよくない」
不思議とお腹いっぱいなんだよね。
「…ゼリーでも」
「わかった。でもフルーツゼリーがいいな」
「分かりました。柚琉様のお気に入りのみかんと桃のゼリーをお出しいたしますよ」
なんか好みバレてる!!
でもあれ美味しいんだもん!!
さくらんぼは…種がね。
前にがりって噛んじゃったから…。
「…ん」
ちゃぽんと水の音が聞こえた。
「起きられましたか?」
「…いつき…くん」
「そうです。熱を出して2日も寝込んでいたのです。どこかおかしなところなどありませんか?」
「…ふつか」
ふつか…2日…2日!?
「そんなに!?…ぼくなんにもおぼえてないよ」
「38度の熱が続いていましたからね。少しぐらいは記憶の混濁があっても不思議ではありません」
「…そこはさんじゅうきゅーじゃないの…?」
それぐらいでないと高熱とは言えないよ?
「一昨日は目を覚ましておられていましたが昨日は1度も目を覚まさず…ご家族も心配されていますよ」
「うぅ…ごめんなさい」
ちょっとおつかいしただけなのに…。
「…今日も目を覚まさないようでしたら病院へ連れていくところでした」
「…めをさましてよかった」
本当に!!
目を覚ましたら腕に点滴…とかもう嫌だからね。(過去に経験あるの)
「お腹も空いているでしょう?お風呂を上がりましたら何か軽食でも食べましょうか」
「しょくよくない」
不思議とお腹いっぱいなんだよね。
「…ゼリーでも」
「わかった。でもフルーツゼリーがいいな」
「分かりました。柚琉様のお気に入りのみかんと桃のゼリーをお出しいたしますよ」
なんか好みバレてる!!
でもあれ美味しいんだもん!!
さくらんぼは…種がね。
前にがりって噛んじゃったから…。
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