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幼児編
Merry Xmas!!
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12月24日の夜
「…」
「…」
固まる僕。
固まるサンタクロース。
「…サンタさん?」
「い…いかにも」
なんか偉そう。
僕がトイレに行こうとドアを開けるとちょうど目の前に立っていたのだ。
「…ぼくトイレいきたいの。プレゼントはあとにして」
「は…はぁ」
僕はとりあえず無視してトイレに行くことにした。
えっとトイレは…
「「「「「柚琉様!!逆です!!」」」」」
「ふぇ?」
いつの間にか現れた使用人達に全ツッコミをくらった。
何故かサンタさんも混ざってた気がする。
「…ん~」
とりあえずトイレ…。
部屋に戻ってくるとサンタさんや使用人達はもういなかった。
「…なんだったんだろう」
眠過ぎて幻覚でも見たのかな。
早く寝よ…。
12月25日の朝
「「「「「メリークリスマス!!夏羽様!!柚琉様!!」」」」」
「「ふぇ?」」
朝起きるとリビングに使用人のみんなや家族が集まり、クリスマスムード1色だった。
ツリーもリースもあるよ?
ケーキもある。
七面鳥あるけどそれは夜に食べるんじゃないかな?
朝からは重たすぎるよ?
「夏、柚。メリークリスマス。今年1年いい子にしてた2人にプレゼントいっぱい届いたよ」
「プレゼント?」
…昨日のサンタさんから?
「きのうのサンタさん…くるばしょまちがえたんだ」
「「「「「え?」」」」」
みんなの視線が1人に集まった。
「きのうのよるね。ドアあけたらサンタさんがいたの」
「へ…へぇ。そのサンタさん何か言ってた?」
「ううん。ぼくおトイレいきたかったからあとにしてっていったの。もどってきたらいなかった」
「……うん。そうだね。間違えちゃったんだね。プレゼントは靴下やツリーの下に置くもんね」
僕のお部屋靴下ないもん。
リビングに全部置いたんだよ?
「プレゼントあけてもいい?」
「いいよ」
多分こっちの赤いのが僕で青いのが夏かな?
僕達はすぐに隣同士に座り、周りのプレゼントを開けていった。
なぜか手に取るプレゼントは色違いのものばかりだった。
「いろえんぴつ!!ちょうどほしかったの!!メーカーによってちょっとずついろがちがうから」
「ぼくもおなじのはいってた」
「ぬいぐるみもあるし」
「スケッチブックも!!」
「いっぱいおえかきできるね」
「ね。こんどはえのぐがほしいな」
「えのぐ!!」
使用人「「「「「(…失敗すんなよサンタ役)」」」」」
使用人(サンタ役)「(すみませんでしたぁぁぁぁ!!)」
樹「(まさか柚琉様がトイレに起きられるとは…)」
睦樹「(寝る前の水の量減らしたのにな…)」
母「(…リサーチ間違えたわ)」
父「(絵の具まで欲しがるとは…)」
翔「(…絵の具…まさかの絵の具…)」
直人「(最近お絵描き気に入ってるから色鉛筆とかにしたのに…絵の具かぁ。今度絵の具一式と筆やパレットとか揃えないと)」
内心めちゃくちゃ焦ってた大人達(樹、睦樹含む)でした。
クリスマスプレゼントです。
いい子にしかあげませんよ?(笑)
「…」
「…」
固まる僕。
固まるサンタクロース。
「…サンタさん?」
「い…いかにも」
なんか偉そう。
僕がトイレに行こうとドアを開けるとちょうど目の前に立っていたのだ。
「…ぼくトイレいきたいの。プレゼントはあとにして」
「は…はぁ」
僕はとりあえず無視してトイレに行くことにした。
えっとトイレは…
「「「「「柚琉様!!逆です!!」」」」」
「ふぇ?」
いつの間にか現れた使用人達に全ツッコミをくらった。
何故かサンタさんも混ざってた気がする。
「…ん~」
とりあえずトイレ…。
部屋に戻ってくるとサンタさんや使用人達はもういなかった。
「…なんだったんだろう」
眠過ぎて幻覚でも見たのかな。
早く寝よ…。
12月25日の朝
「「「「「メリークリスマス!!夏羽様!!柚琉様!!」」」」」
「「ふぇ?」」
朝起きるとリビングに使用人のみんなや家族が集まり、クリスマスムード1色だった。
ツリーもリースもあるよ?
ケーキもある。
七面鳥あるけどそれは夜に食べるんじゃないかな?
朝からは重たすぎるよ?
「夏、柚。メリークリスマス。今年1年いい子にしてた2人にプレゼントいっぱい届いたよ」
「プレゼント?」
…昨日のサンタさんから?
「きのうのサンタさん…くるばしょまちがえたんだ」
「「「「「え?」」」」」
みんなの視線が1人に集まった。
「きのうのよるね。ドアあけたらサンタさんがいたの」
「へ…へぇ。そのサンタさん何か言ってた?」
「ううん。ぼくおトイレいきたかったからあとにしてっていったの。もどってきたらいなかった」
「……うん。そうだね。間違えちゃったんだね。プレゼントは靴下やツリーの下に置くもんね」
僕のお部屋靴下ないもん。
リビングに全部置いたんだよ?
「プレゼントあけてもいい?」
「いいよ」
多分こっちの赤いのが僕で青いのが夏かな?
僕達はすぐに隣同士に座り、周りのプレゼントを開けていった。
なぜか手に取るプレゼントは色違いのものばかりだった。
「いろえんぴつ!!ちょうどほしかったの!!メーカーによってちょっとずついろがちがうから」
「ぼくもおなじのはいってた」
「ぬいぐるみもあるし」
「スケッチブックも!!」
「いっぱいおえかきできるね」
「ね。こんどはえのぐがほしいな」
「えのぐ!!」
使用人「「「「「(…失敗すんなよサンタ役)」」」」」
使用人(サンタ役)「(すみませんでしたぁぁぁぁ!!)」
樹「(まさか柚琉様がトイレに起きられるとは…)」
睦樹「(寝る前の水の量減らしたのにな…)」
母「(…リサーチ間違えたわ)」
父「(絵の具まで欲しがるとは…)」
翔「(…絵の具…まさかの絵の具…)」
直人「(最近お絵描き気に入ってるから色鉛筆とかにしたのに…絵の具かぁ。今度絵の具一式と筆やパレットとか揃えないと)」
内心めちゃくちゃ焦ってた大人達(樹、睦樹含む)でした。
クリスマスプレゼントです。
いい子にしかあげませんよ?(笑)
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