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幼児編
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「でね、なつがね」
「…柚琉様、帰りが遅いので来てみたら…おつかい途中に寄り道ですか」
「あ!!」
「すっかりおつかいのこと忘れてたよね」
「そーいちおじさんひどい!!もっとはやくにおしえてよ」
「ごめんごめん。…樹だっけ?大きくなったね。柚琉くんのことよろしくね」
「はい」
…あれ?
2人とも知り合いなの?
「ん?知らなかった?僕の従者…いや、元従者は樹と睦樹の父親だよ」
…ふぇ?
「…にんじゃ?」
「だから違いますって」
「だって…いつきくんすごいし…おとーさんもすごそう…」
「なんとなくで決めつけないでくださいよ。ほら、帰りますよ」
「はぁい。おかしありがとうございました」
「どういたしまして。よかったらこれ持ってって」
創一叔父さんは僕にお菓子の入ったバスケットを渡した。
「柊二によろしくって言っておいて」
「うん!!」
僕は樹くんと手を繋いで本邸の方へ戻った。
「柚おかえり。遅かったね」
「おちゃしてたの!!これ、そーいちおじさんから。よろしくだって」
「…創一兄さんのお菓子か。美味しかった?」
「うん!!」
「才能はあるんだけどね。ああやって人の前に出るのを嫌がるからこれは身内だけしか食べられない特別なお菓子なんだよ」
そうなの?
やっぱり創一叔父さんはお菓子作りの才能があるんだ。
僕も作れるようになりたいな。
そのためには卵アレルギー克服しなくちゃ!!
「…柚琉様、帰りが遅いので来てみたら…おつかい途中に寄り道ですか」
「あ!!」
「すっかりおつかいのこと忘れてたよね」
「そーいちおじさんひどい!!もっとはやくにおしえてよ」
「ごめんごめん。…樹だっけ?大きくなったね。柚琉くんのことよろしくね」
「はい」
…あれ?
2人とも知り合いなの?
「ん?知らなかった?僕の従者…いや、元従者は樹と睦樹の父親だよ」
…ふぇ?
「…にんじゃ?」
「だから違いますって」
「だって…いつきくんすごいし…おとーさんもすごそう…」
「なんとなくで決めつけないでくださいよ。ほら、帰りますよ」
「はぁい。おかしありがとうございました」
「どういたしまして。よかったらこれ持ってって」
創一叔父さんは僕にお菓子の入ったバスケットを渡した。
「柊二によろしくって言っておいて」
「うん!!」
僕は樹くんと手を繋いで本邸の方へ戻った。
「柚おかえり。遅かったね」
「おちゃしてたの!!これ、そーいちおじさんから。よろしくだって」
「…創一兄さんのお菓子か。美味しかった?」
「うん!!」
「才能はあるんだけどね。ああやって人の前に出るのを嫌がるからこれは身内だけしか食べられない特別なお菓子なんだよ」
そうなの?
やっぱり創一叔父さんはお菓子作りの才能があるんだ。
僕も作れるようになりたいな。
そのためには卵アレルギー克服しなくちゃ!!
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