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幼児編
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「…ふぇ…ふにゃぁ…」
「…落ち着いた?」
あれ?
僕はいつの間にかベッドの上にいた。
「…とうしゃん?」
「そうだよ。泣き疲れて寝ちゃってもいいようにここに来たんだけど…必要なかったね」
む…僕、ちっちゃいけど小学生だからね!!
もう泣き疲れて寝るとかしないんだから!!
僕は服の袖で涙を拭った。
「こらこら。お洋服濡れちゃったじゃないか。お着替えしようね」
「…ん」
僕は真上に手を伸ばした。
バンザイの体制である。
「よいしょっと」
着替えはね、みんなやりたがるの。
僕は1人で出来るんだけど…みんながやりたいって言うから…。
でもね、1つ言いたいの。
なんでみんな指をお腹に当てるの!?
くすぐったいんだよ!?
「ひぁっ!!とうしゃ…ゆび…」
「ん~?指がどうかした?」
「にゃ…にゃんでもにゃい…」
ぷるぷるしながら耐えた。
耐え切った!!
「…よし、脱げたね」
「旦那様、こちらを」
「あぁ。ありがとう」
父さんは樹くんから着替えを受け取り、僕に着せた。
「…これ新しいやつ?」
「はい」
「可愛いね、柚に似合ってる」
「では今後はこちらのブランドからもお買いになりますか?」
「ものによるかな」
僕は父さんと樹くんの会話を聞き、震えていた。
なんか怖い言葉聞こえた!!
ブランド!?
これブランド服なの!?
さっき涙拭いちゃったよ!?
…汚しちゃダメだ汚しちゃダメだ汚しちゃダメだ。
「…落ち着いた?」
あれ?
僕はいつの間にかベッドの上にいた。
「…とうしゃん?」
「そうだよ。泣き疲れて寝ちゃってもいいようにここに来たんだけど…必要なかったね」
む…僕、ちっちゃいけど小学生だからね!!
もう泣き疲れて寝るとかしないんだから!!
僕は服の袖で涙を拭った。
「こらこら。お洋服濡れちゃったじゃないか。お着替えしようね」
「…ん」
僕は真上に手を伸ばした。
バンザイの体制である。
「よいしょっと」
着替えはね、みんなやりたがるの。
僕は1人で出来るんだけど…みんながやりたいって言うから…。
でもね、1つ言いたいの。
なんでみんな指をお腹に当てるの!?
くすぐったいんだよ!?
「ひぁっ!!とうしゃ…ゆび…」
「ん~?指がどうかした?」
「にゃ…にゃんでもにゃい…」
ぷるぷるしながら耐えた。
耐え切った!!
「…よし、脱げたね」
「旦那様、こちらを」
「あぁ。ありがとう」
父さんは樹くんから着替えを受け取り、僕に着せた。
「…これ新しいやつ?」
「はい」
「可愛いね、柚に似合ってる」
「では今後はこちらのブランドからもお買いになりますか?」
「ものによるかな」
僕は父さんと樹くんの会話を聞き、震えていた。
なんか怖い言葉聞こえた!!
ブランド!?
これブランド服なの!?
さっき涙拭いちゃったよ!?
…汚しちゃダメだ汚しちゃダメだ汚しちゃダメだ。
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