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幼児編
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「ん…ぐ…がぼっ!?」
「…あ。起きてしまいましたか」
僕は部屋で溺死しそうになっていた。
「にが!?あま!?なにこれ!?」
「うちに伝わる薬です。よく効くので飲んでくださいね。栄養剤の代わりにもなりますから」
睦樹くんは僕にコップを手渡した。
なにこれ…水だよね?
見た目水なのに…なんか変な匂いする。
口に入れられたのこれか。
というか死んじゃうよ!?
寝ている人に水あげちゃダメ!!
「大丈夫ですよ。目を覚ます程度の量しか入れてません」
「…そう」
もう何言っても返される気がする。
「いつきくんは?」
「お昼ご飯を取りに下へ。薬をお渡しするために私が代わりに来たのですが……飲んでくださいね?」
「うぅ…わかったよぉ…」
僕は覚悟を決めて中身を全部口に入れた。
まずい…飲み込めない。
「はい、ごっくんしてくださいね」
小さい子扱いしないで!!
「んくっ…おえぇぇ」
気持ち悪い!!
「よく飲めましたね。えらいえらい」
睦樹くんは手をぱちぱちと叩きながらわざとらしく褒めた。
「…くちなおし。ケーキ!!」
「まだダメですよ。…発情期中はなんでも食べられるとはいえ、柚琉様は体調を崩しやすいんです」
「ケーキ!!おかし!!」
「その前にご飯ですよ。食べれるだけでいいので食べてくださいね」
「いつきくん!!」
「樹。…じゃあバトンタッチだな」
睦樹くんは樹くんと入れ替わりで出ていった。
「いただきますっ!!」
「どうぞ」
僕はふーふーしてから口に入れた。
美味しい!!
…でもまだ口の中があの変な薬の味…。
「…あ。起きてしまいましたか」
僕は部屋で溺死しそうになっていた。
「にが!?あま!?なにこれ!?」
「うちに伝わる薬です。よく効くので飲んでくださいね。栄養剤の代わりにもなりますから」
睦樹くんは僕にコップを手渡した。
なにこれ…水だよね?
見た目水なのに…なんか変な匂いする。
口に入れられたのこれか。
というか死んじゃうよ!?
寝ている人に水あげちゃダメ!!
「大丈夫ですよ。目を覚ます程度の量しか入れてません」
「…そう」
もう何言っても返される気がする。
「いつきくんは?」
「お昼ご飯を取りに下へ。薬をお渡しするために私が代わりに来たのですが……飲んでくださいね?」
「うぅ…わかったよぉ…」
僕は覚悟を決めて中身を全部口に入れた。
まずい…飲み込めない。
「はい、ごっくんしてくださいね」
小さい子扱いしないで!!
「んくっ…おえぇぇ」
気持ち悪い!!
「よく飲めましたね。えらいえらい」
睦樹くんは手をぱちぱちと叩きながらわざとらしく褒めた。
「…くちなおし。ケーキ!!」
「まだダメですよ。…発情期中はなんでも食べられるとはいえ、柚琉様は体調を崩しやすいんです」
「ケーキ!!おかし!!」
「その前にご飯ですよ。食べれるだけでいいので食べてくださいね」
「いつきくん!!」
「樹。…じゃあバトンタッチだな」
睦樹くんは樹くんと入れ替わりで出ていった。
「いただきますっ!!」
「どうぞ」
僕はふーふーしてから口に入れた。
美味しい!!
…でもまだ口の中があの変な薬の味…。
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