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幼児編
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「肺炎ですね」
「肺炎?」
「…けほっ?」
「柚、咳で返事するなんて器用だね?」
わかんない。
できたんだもん。
「…まだ軽いようですが…普通は風邪を拗らせてなるんですがねぇ。咳ほとんど出てなかったんですよね?」
「急に出始めて」
「熱は…………解熱剤効かないって何。待って…わからん」
先生が混乱しちゃった。
薬効かないなんて初めてだしね~。
僕は父さんに背中を預けた。
「…いつもの薬が弱かったのか…前より強めの出しときますね」
「お願いします」
先生は僕の額に手を当てた。
「…下がる気配なし…点滴しておきますか」
「ふぇ!?かえる!!いますぐかえるー!!」
僕は慌てて父さんの膝から逃げ出そうとしたが、腹に回された腕がそれを許さなかった。
「ダメ。ちゃんとやろうね」
「やぁぁぁぁ!!」
「ぐすん…っく……んぅ」
「よく頑張ったね」
「もうやんない…」
僕は父さんに抱きついた。
「…でもちょっと下がったんじゃないかな」
「そんなにこうかって…すぐでるもの?」
「さぁ?」
…ラノベだから?←メタい
なんか矢印でツッコミ入った気がする~。
父さんは僕を抱き上げるとまた毛布をかけた。
「家につくまで寝ててね」
「…ん」
眠いし…。
おやすみなさい…。
「肺炎?」
「…けほっ?」
「柚、咳で返事するなんて器用だね?」
わかんない。
できたんだもん。
「…まだ軽いようですが…普通は風邪を拗らせてなるんですがねぇ。咳ほとんど出てなかったんですよね?」
「急に出始めて」
「熱は…………解熱剤効かないって何。待って…わからん」
先生が混乱しちゃった。
薬効かないなんて初めてだしね~。
僕は父さんに背中を預けた。
「…いつもの薬が弱かったのか…前より強めの出しときますね」
「お願いします」
先生は僕の額に手を当てた。
「…下がる気配なし…点滴しておきますか」
「ふぇ!?かえる!!いますぐかえるー!!」
僕は慌てて父さんの膝から逃げ出そうとしたが、腹に回された腕がそれを許さなかった。
「ダメ。ちゃんとやろうね」
「やぁぁぁぁ!!」
「ぐすん…っく……んぅ」
「よく頑張ったね」
「もうやんない…」
僕は父さんに抱きついた。
「…でもちょっと下がったんじゃないかな」
「そんなにこうかって…すぐでるもの?」
「さぁ?」
…ラノベだから?←メタい
なんか矢印でツッコミ入った気がする~。
父さんは僕を抱き上げるとまた毛布をかけた。
「家につくまで寝ててね」
「…ん」
眠いし…。
おやすみなさい…。
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