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幼児編
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「「ただいま!!」」
「おかえりなさい。ご飯出来てるわよ」
「わぁい!!なつ、おなかすいたんだよね~」
「ぼくはいらない。…なつのみてたらおなかいっぱいになっちゃった」
「夏?車で何か食べたの?」
「むつきがもってたおにぎり10こっ!!」
「…けっこうおっきめの…うぷっ」
なんで食べてない僕が吐きそうになるのか…。
「…あとでたべるね」
「柚琉様、お部屋で休みましょうか」
「…ふぃ」
部屋に戻った時にはもう、体調もだいぶ良くなってきた。
「…なつ…よくたべるよね。アルファってみんなそうなの?」
「いえ。夏羽様が特別なだけですよ」
「ぼくのぶんのしょくよくも、なつがおなかのなかでもってっちゃったのかな?」
「…かもしれませんね」
斜め後ろからカチャと言う音が聞こえた。
その方向を向くと…樹くんが制服をハンガーに掛けていた。
…あれ?
僕…いつの間に脱がされてたの?
いつの間にか僕の服は制服から部屋着へ変えられていた。
「…いつきくんってどうしてそんなにいつもおとたてないの?」
「癖です」
「…ぼくがぼーっとしてるうちにきがえさせるのも?」
「それはこの仕事についてから身につけた技です。柚琉様が目覚めるのに合わせていると遅刻してしまうので」
「…ぼくそんなにねぼうしないもん」
起きてるもん。
起きるけど意識がはっきりしないだけだもん。
「おかえりなさい。ご飯出来てるわよ」
「わぁい!!なつ、おなかすいたんだよね~」
「ぼくはいらない。…なつのみてたらおなかいっぱいになっちゃった」
「夏?車で何か食べたの?」
「むつきがもってたおにぎり10こっ!!」
「…けっこうおっきめの…うぷっ」
なんで食べてない僕が吐きそうになるのか…。
「…あとでたべるね」
「柚琉様、お部屋で休みましょうか」
「…ふぃ」
部屋に戻った時にはもう、体調もだいぶ良くなってきた。
「…なつ…よくたべるよね。アルファってみんなそうなの?」
「いえ。夏羽様が特別なだけですよ」
「ぼくのぶんのしょくよくも、なつがおなかのなかでもってっちゃったのかな?」
「…かもしれませんね」
斜め後ろからカチャと言う音が聞こえた。
その方向を向くと…樹くんが制服をハンガーに掛けていた。
…あれ?
僕…いつの間に脱がされてたの?
いつの間にか僕の服は制服から部屋着へ変えられていた。
「…いつきくんってどうしてそんなにいつもおとたてないの?」
「癖です」
「…ぼくがぼーっとしてるうちにきがえさせるのも?」
「それはこの仕事についてから身につけた技です。柚琉様が目覚めるのに合わせていると遅刻してしまうので」
「…ぼくそんなにねぼうしないもん」
起きてるもん。
起きるけど意識がはっきりしないだけだもん。
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