324 / 345
お泊まり会2日目 2
しおりを挟む
メイド視点
「ぉはよ…」
「「おはようございます。柚琉様」」
いつもより前髪の寝癖が酷いですね。
奥様にグリグリしていたんでしょうか。
えぇでも直してみせましょう。
メイドのプライドにかけて。
20分後
「おわったぁ…?」
「「はい」」
寝癖直し、アイロン、などなど持ってきたもの全て使いました。
えぇ。
柚琉様の支度にかけていい時間は30分のみなのです。
着替えも含め30分です。
それ以上は柚琉様がもぞもぞしてしまいますから危険ですので続けられません。
「かぁいい…?」
「えぇ」
「柚琉様はいつでも可愛らしいですよ」
「えへ…」
ですがいつもより元気がないような…。
「昨日夜更かししちゃったのよ」
「どうして…」
「ゲームが楽しくてやめられなかったのよ。惟くんと二人で遊んでいたというのもあるけれど…」
「にゅぅ…」
奥様に抱きつく柚琉様。
果たして理由はそれだけなのでしょうか。
「…ゆずちゃん。お熱はかってみましょうか」
「「え」」
やはり…。
「37.2…ゆずちゃん平熱はどれくらいなの?」
「36.9ですかね…最近は柚琉様が嫌がってしまうのではかれていないことが多いのです」
「…それなら少し冷やして1日休めばすぐ下がりそうね」
「ゆず…熱あるのか?」
「…私気づかなかったわ。柚はいつもあったかいもの」
「「奥様………お屋敷に帰るのを遅らせましょうか」」
「…いいえ。今日帰るわ。病院に行ってからいつもの柚の部屋で休ませましょう」
「「はい」」
保険証などは私達が持っていますし後はこの街の旦那様の別邸からブランケットなどを持ってくるのみですね。
片割れがブランケットを取りに行ったのを確認し、柚琉様の服を緩めた。
部屋着風の物にしておいて正解でした。
「ぉはよ…」
「「おはようございます。柚琉様」」
いつもより前髪の寝癖が酷いですね。
奥様にグリグリしていたんでしょうか。
えぇでも直してみせましょう。
メイドのプライドにかけて。
20分後
「おわったぁ…?」
「「はい」」
寝癖直し、アイロン、などなど持ってきたもの全て使いました。
えぇ。
柚琉様の支度にかけていい時間は30分のみなのです。
着替えも含め30分です。
それ以上は柚琉様がもぞもぞしてしまいますから危険ですので続けられません。
「かぁいい…?」
「えぇ」
「柚琉様はいつでも可愛らしいですよ」
「えへ…」
ですがいつもより元気がないような…。
「昨日夜更かししちゃったのよ」
「どうして…」
「ゲームが楽しくてやめられなかったのよ。惟くんと二人で遊んでいたというのもあるけれど…」
「にゅぅ…」
奥様に抱きつく柚琉様。
果たして理由はそれだけなのでしょうか。
「…ゆずちゃん。お熱はかってみましょうか」
「「え」」
やはり…。
「37.2…ゆずちゃん平熱はどれくらいなの?」
「36.9ですかね…最近は柚琉様が嫌がってしまうのではかれていないことが多いのです」
「…それなら少し冷やして1日休めばすぐ下がりそうね」
「ゆず…熱あるのか?」
「…私気づかなかったわ。柚はいつもあったかいもの」
「「奥様………お屋敷に帰るのを遅らせましょうか」」
「…いいえ。今日帰るわ。病院に行ってからいつもの柚の部屋で休ませましょう」
「「はい」」
保険証などは私達が持っていますし後はこの街の旦那様の別邸からブランケットなどを持ってくるのみですね。
片割れがブランケットを取りに行ったのを確認し、柚琉様の服を緩めた。
部屋着風の物にしておいて正解でした。
0
お気に入りに追加
164
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
モブらしいので目立たないよう逃げ続けます
餅粉
BL
ある日目覚めると見慣れた天井に違和感を覚えた。そしてどうやら僕ばモブという存存在らしい。多分僕には前世の記憶らしきものがあると思う。
まぁ、モブはモブらしく目立たないようにしよう。
モブというものはあまりわからないがでも目立っていい存在ではないということだけはわかる。そう、目立たぬよう……目立たぬよう………。
「アルウィン、君が好きだ」
「え、お断りします」
「……王子命令だ、私と付き合えアルウィン」
目立たぬように過ごすつもりが何故か第二王子に執着されています。
ざまぁ要素あるかも………しれませんね
変態高校生♂〜俺、親友やめます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
学校中の男子たちから、俺、狙われちゃいます!?
※この小説は『変態村♂〜俺、やられます!〜』の続編です。
いろいろあって、何とか村から脱出できた翔馬。
しかしまだ問題が残っていた。
その問題を解決しようとした結果、学校中の男子たちに身体を狙われてしまう事に。
果たして翔馬は、無事、平穏を取り戻せるのか?
また、恋の行方は如何に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる