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寝る前の… 2
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雫視点
「んにゃぁ…」
「柚眠いの?先に寝てる?」
「ぃやぁ…!!」
「ゆず、我慢するのはよくないぞ。明日も遊んでやるから今日は寝な?」
「やなのぉ…!!」
いつもは眠くなれば勝手に眠ってしまう柚が珍しく愚図っていた。
変ねぇ…トントンしても寝る様子はないし…。
「奥様…私共はそろそろ…」
「あ、そうだったわね。お疲れ様。いつもより長くなっちゃったかしら…」
「「いえ」」
「時間外手当を出しておくわね。また明日の朝よろしく頼むわ」
「「はい」」
メイド達を帰らせた。
だって主の私達がいる場所にいたらそれはもう仕事になってしまうもの。
丸一日ついていてもらうわけにはいかないわ。
「めいどしゃ…ぅぅー!!」
「そんなに嫌ならおうち帰る?お泊まりやめるの?」
「やだぁ…!!」
「お部屋が怖いのかしら…ゆずちゃんのぬいぐるみは置いてきたのだけれど」
「ままぁ…!!」
あら?
これはもしかして…。
「柚?あなたはママと一緒に寝るのよ?まさかひとりで寝ると思ったの?」
「…ぅん…ままいないと…こわい…」
「大丈夫よ。おばけが来たらえいえいってやっつけてあげるし人なんて寄せ付けないようにだって出来るんだもの」
「ほんと…?」
「えぇ」
本格的に目がトロンとして眠たくなってきたような柚の額に軽くキスを落とした。
普通のご飯は食べられそうにないものね。
さっきおにぎりだけは食べさせたけど…こっちのが効果的かしら。
「可愛い可愛い私達の大事な子。ゆっくりやすみなさい」
「ん…」
にへらと口角が上がった。
「寝かしてくるわね」
「え…えぇ」
あの見た目だとポエムっぽい言葉を言っても様になるんだなと思った惟くんママであった…。
「んにゃぁ…」
「柚眠いの?先に寝てる?」
「ぃやぁ…!!」
「ゆず、我慢するのはよくないぞ。明日も遊んでやるから今日は寝な?」
「やなのぉ…!!」
いつもは眠くなれば勝手に眠ってしまう柚が珍しく愚図っていた。
変ねぇ…トントンしても寝る様子はないし…。
「奥様…私共はそろそろ…」
「あ、そうだったわね。お疲れ様。いつもより長くなっちゃったかしら…」
「「いえ」」
「時間外手当を出しておくわね。また明日の朝よろしく頼むわ」
「「はい」」
メイド達を帰らせた。
だって主の私達がいる場所にいたらそれはもう仕事になってしまうもの。
丸一日ついていてもらうわけにはいかないわ。
「めいどしゃ…ぅぅー!!」
「そんなに嫌ならおうち帰る?お泊まりやめるの?」
「やだぁ…!!」
「お部屋が怖いのかしら…ゆずちゃんのぬいぐるみは置いてきたのだけれど」
「ままぁ…!!」
あら?
これはもしかして…。
「柚?あなたはママと一緒に寝るのよ?まさかひとりで寝ると思ったの?」
「…ぅん…ままいないと…こわい…」
「大丈夫よ。おばけが来たらえいえいってやっつけてあげるし人なんて寄せ付けないようにだって出来るんだもの」
「ほんと…?」
「えぇ」
本格的に目がトロンとして眠たくなってきたような柚の額に軽くキスを落とした。
普通のご飯は食べられそうにないものね。
さっきおにぎりだけは食べさせたけど…こっちのが効果的かしら。
「可愛い可愛い私達の大事な子。ゆっくりやすみなさい」
「ん…」
にへらと口角が上がった。
「寝かしてくるわね」
「え…えぇ」
あの見た目だとポエムっぽい言葉を言っても様になるんだなと思った惟くんママであった…。
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