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寝不足 2
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雫視点
「あさぁ!!」
「まだ夜よ」
「にゅ?でもままとぱぱおっきしてる」
「まだ寝てないだけだよ。ほら、横になって。絵本読んであげるからねんねしようね」
「あのね、ぼくはやおきなの。ほっとけーきたべるの」
「分かってるわ。でも早く寝ないと早起きも出来ないんじゃないかしら」
「ぴゃっ」
少し脅してみるとすぐに布団の中に戻った。
夏が言っていたのはこれね。
仕方ないし…私達も寝ることにしましょうか。
柊二に目配せをするとベッドボードのライトを消し、柚の隣に横になった。
「ふぇ、くらい…ぉばけ…」
「大丈夫よ」
「お化けくらいパパ達がえいえいって倒しちゃうから」
「安心してやすみなさい」
「うー…」
それでも怖い柚のために魔法で光の玉をいくつか浮かせておいた。
「これでいいかしら」
「うん!!ままあーと!!」
「それじゃねんねしましょうね」
祖母に教わったセイレーンの歌と温もりとで柚はすぐに夢の世界へと旅立った。
「何日もこんな状態が続くならスロース様呼ぼうか」
「そうね。柚が寝不足で倒れちゃう前に寝かしつけちゃった方がいいわ。いくら柚と言えど大罪の方の魔法は破れないでしょうし」
「…どうだろうね」
この子ならやりそうだけども。
…まぁ大丈夫だと信じましょう。
「あさぁ!!」
「まだ夜よ」
「にゅ?でもままとぱぱおっきしてる」
「まだ寝てないだけだよ。ほら、横になって。絵本読んであげるからねんねしようね」
「あのね、ぼくはやおきなの。ほっとけーきたべるの」
「分かってるわ。でも早く寝ないと早起きも出来ないんじゃないかしら」
「ぴゃっ」
少し脅してみるとすぐに布団の中に戻った。
夏が言っていたのはこれね。
仕方ないし…私達も寝ることにしましょうか。
柊二に目配せをするとベッドボードのライトを消し、柚の隣に横になった。
「ふぇ、くらい…ぉばけ…」
「大丈夫よ」
「お化けくらいパパ達がえいえいって倒しちゃうから」
「安心してやすみなさい」
「うー…」
それでも怖い柚のために魔法で光の玉をいくつか浮かせておいた。
「これでいいかしら」
「うん!!ままあーと!!」
「それじゃねんねしましょうね」
祖母に教わったセイレーンの歌と温もりとで柚はすぐに夢の世界へと旅立った。
「何日もこんな状態が続くならスロース様呼ぼうか」
「そうね。柚が寝不足で倒れちゃう前に寝かしつけちゃった方がいいわ。いくら柚と言えど大罪の方の魔法は破れないでしょうし」
「…どうだろうね」
この子ならやりそうだけども。
…まぁ大丈夫だと信じましょう。
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