266 / 345
おうちに帰りましょう 1
しおりを挟む
柚琉視点
「ぅやぁぁ!!」
「治ったんだから帰るよ」
「やぁや!!ぼくおひめさまするの!!」
「おうちでもしていいのよ?」
「旦那様、予約取れました」
「午前10:00から来ていいとの事です」
「ん、分かったよ」
よやく…?
じゅーじ?
その時だけ僕はちょこっと賢くなった。
「やぁだぁぁぁぁ!!」
「なんで分かったの…?」
「柚、イヤイヤしないの。ちょっともしもししてもう痛い痛いないか確認するだけよ」
「ないもん!!ぼくげんきだもん!!」
「念の為調べるのよ」
くすん…。
僕はびょーいんいかないの…。
「じゃあ柚だけご褒美のクッキーは無しかしら?」
「だめぇ…」
「じゃあ行きましょうね」
ふわふわのお洋服着てママが抱っこしてくれた。
「うー…やだぁ…」
「やだって言ってもちゃんと行くんだもの。柚は偉いわ」
「ぼくえらい…?いいこ?」
いい子ならいい子いい子してくれる?
なでなでしてぎゅーってして…。
「えぇいい子よ。泣かずに検査出来たらもっといい子ね」
「もっといいこなったらおもちゃほしい…」
「今ナチュラルにおねだりしたね…まぁいいよ。柚の好きなキュアのおもちゃ買ってあげる」
「がんばる!!」
キュアのおもちゃ!!
キュアのおもちゃ買うー!!
えっとね、えっとね、新しいのテレビで言ってたの。
ふわふわのドレスとー変身ステッキなの!!
あのね、あのねステッキはねっくれす…になるんだって!!
きゅーってちっちゃくなってねっくれすなの!!
「大興奮してるし…」
「病院行くこと忘れたわね」
ステッキ…パパ買ってくれるかな?
「ぅやぁぁ!!」
「治ったんだから帰るよ」
「やぁや!!ぼくおひめさまするの!!」
「おうちでもしていいのよ?」
「旦那様、予約取れました」
「午前10:00から来ていいとの事です」
「ん、分かったよ」
よやく…?
じゅーじ?
その時だけ僕はちょこっと賢くなった。
「やぁだぁぁぁぁ!!」
「なんで分かったの…?」
「柚、イヤイヤしないの。ちょっともしもししてもう痛い痛いないか確認するだけよ」
「ないもん!!ぼくげんきだもん!!」
「念の為調べるのよ」
くすん…。
僕はびょーいんいかないの…。
「じゃあ柚だけご褒美のクッキーは無しかしら?」
「だめぇ…」
「じゃあ行きましょうね」
ふわふわのお洋服着てママが抱っこしてくれた。
「うー…やだぁ…」
「やだって言ってもちゃんと行くんだもの。柚は偉いわ」
「ぼくえらい…?いいこ?」
いい子ならいい子いい子してくれる?
なでなでしてぎゅーってして…。
「えぇいい子よ。泣かずに検査出来たらもっといい子ね」
「もっといいこなったらおもちゃほしい…」
「今ナチュラルにおねだりしたね…まぁいいよ。柚の好きなキュアのおもちゃ買ってあげる」
「がんばる!!」
キュアのおもちゃ!!
キュアのおもちゃ買うー!!
えっとね、えっとね、新しいのテレビで言ってたの。
ふわふわのドレスとー変身ステッキなの!!
あのね、あのねステッキはねっくれす…になるんだって!!
きゅーってちっちゃくなってねっくれすなの!!
「大興奮してるし…」
「病院行くこと忘れたわね」
ステッキ…パパ買ってくれるかな?
0
お気に入りに追加
164
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
BLバージョンでお題短編を上げていきます。
ユタカ
BL
BL小説勉強のため短編お題で書いていきたいと思います。
ドンドン指摘していただければと思います!!
基本的にはお題メーカーでやりますがお題を受付もしますのでよろしくおねがいします。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
D○ZNとY○UTUBEとウ○イレでしかサッカーを知らない俺が女子エルフ代表の監督に就任した訳だが
米俵猫太朗
ファンタジー
ただのサッカーマニアである青年ショーキチはひょんな事から異世界へ転移してしまう。
その世界では女性だけが行うサッカーに似た球技「サッカードウ」が普及しており、折りしもエルフ女子がミノタウロス女子に蹂躙されようとしているところであった。
更衣室に乱入してしまった縁からエルフ女子代表を率いる事になった青年は、秘策「Tバック」と「トップレス」戦術を授け戦いに挑む。
果たしてエルフチームはミノタウロスチームに打ち勝ち、敗者に課される謎の儀式「センシャ」を回避できるのか!?
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる