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おひざ 1
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柚琉視点
「…柚?」
「にゅー」
「降りてくれないと仕事行けない…」
「やーや」
「柚。兄さんお仕事遅刻しちゃうからおんりして」
「おんりしないー!!」
「柚?夏じゃダメ?夏のお膝なら乗せてあげれるよ?」
「やー!!」
翔にぃにのお膝に乗って朝ごはん食べてたのにみんながおんりしてって言うの!!
僕はおんりしないの!!
「柚…にぃに仕事遅れるから」
「おしごとやーや!!」
僕よーちえんいけないんだもん!!
だったらみんなもお仕事行かなければ僕はみんなと遊べる!!
って思ったの。
「やー!!」
「…もう俺今日休む」
「無断欠勤はやめてよ?せめて連絡はして?」
「直人兄さん、夏も!!夏も学校休む!!」
「夏はいってきなさい。おじゃま虫いないでしょ」
「うー!!」
「にゅー」
しょーにぃにとさいきんあそんでなかったもん。
にぃにといーっぱいあそぶのー!!
「ほら、柚。にぃに仕事場に連絡しないといけないから降りてくれるか?」
「や」
「「え?」」
おひざおんりするのはやーよ!!
ここは僕の場所なの!!
僕だけのとこなの!!
「柚…連絡しないと仕事休めないんだ」
「おんりやーや!!」
「だっこは?だっこならいい?」
「おんぶがいーい!!」
「え…それだと俺から柚が見えない…」
「しょーにぃにおんぶ!!」
「…柚?」
「にゅー」
「降りてくれないと仕事行けない…」
「やーや」
「柚。兄さんお仕事遅刻しちゃうからおんりして」
「おんりしないー!!」
「柚?夏じゃダメ?夏のお膝なら乗せてあげれるよ?」
「やー!!」
翔にぃにのお膝に乗って朝ごはん食べてたのにみんながおんりしてって言うの!!
僕はおんりしないの!!
「柚…にぃに仕事遅れるから」
「おしごとやーや!!」
僕よーちえんいけないんだもん!!
だったらみんなもお仕事行かなければ僕はみんなと遊べる!!
って思ったの。
「やー!!」
「…もう俺今日休む」
「無断欠勤はやめてよ?せめて連絡はして?」
「直人兄さん、夏も!!夏も学校休む!!」
「夏はいってきなさい。おじゃま虫いないでしょ」
「うー!!」
「にゅー」
しょーにぃにとさいきんあそんでなかったもん。
にぃにといーっぱいあそぶのー!!
「ほら、柚。にぃに仕事場に連絡しないといけないから降りてくれるか?」
「や」
「「え?」」
おひざおんりするのはやーよ!!
ここは僕の場所なの!!
僕だけのとこなの!!
「柚…連絡しないと仕事休めないんだ」
「おんりやーや!!」
「だっこは?だっこならいい?」
「おんぶがいーい!!」
「え…それだと俺から柚が見えない…」
「しょーにぃにおんぶ!!」
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