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不眠 1
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柚琉視点
「ふにゅ…」
「柚…?また起きちゃったの…?」
「ままぁ…」
僕はママに寄り添ってぎゅーってしてもらった。
「こあい…」
「…大丈夫、大丈夫よ。ママ達がついてるわ。大丈夫…」
「にゅぅ…」
にぃにと一緒に寝ようとしてるのにね、黒いのがいっぱい追いかけてくるの。
「…ふぁぁ…柚また起きた…?」
「…おかしいね。魔法使って無理矢理寝かせることもできるけど…」
「それはダメよ。柚がどれだけ怖い思いをしても起きられなくなっちゃうもの」
「そうなんだよね…」
ぐすん…。
「まま…ねむい…でもこあいの…」
「そうよね…ちょっとずつ寝るんじゃ柚には足りないわよね…」
「…柚…もふもふする?」
「する…」
にぃにのしっぽのもふもふはいつも通りのもふもふだった。
「んむんむ…」
「また噛まれそう…」
「…おめめとろんってしてるのに頑張って耐えてるんだね…」
「いつもならもふもふすると数分で寝ちゃうのにね」
「…にゅぅ…」
寝たくないのぉ…。
「…すぅ」
「結局寝ちゃった…」
「一応夢魔避けはしてあるよ」
「逆に夢魔を呼んで楽しい夢を見せた方がいいんじゃないかしら」
「かもね…」
「バクは?」
「…夏、そんな便利なのが本当にいると思ってる?」
「柚の絵本にはあったから…」
「確かに絵本は事実が多いけどさ…バクはちょっと見つけるのが大変なんだよね」
「それを見つけるのが父さんでしょ?」
「夏は父さんのこと便利屋か何かと勘違いしてない?」
「違うの?」
「頑張るけど…」
「ふにゅ…」
「柚…?また起きちゃったの…?」
「ままぁ…」
僕はママに寄り添ってぎゅーってしてもらった。
「こあい…」
「…大丈夫、大丈夫よ。ママ達がついてるわ。大丈夫…」
「にゅぅ…」
にぃにと一緒に寝ようとしてるのにね、黒いのがいっぱい追いかけてくるの。
「…ふぁぁ…柚また起きた…?」
「…おかしいね。魔法使って無理矢理寝かせることもできるけど…」
「それはダメよ。柚がどれだけ怖い思いをしても起きられなくなっちゃうもの」
「そうなんだよね…」
ぐすん…。
「まま…ねむい…でもこあいの…」
「そうよね…ちょっとずつ寝るんじゃ柚には足りないわよね…」
「…柚…もふもふする?」
「する…」
にぃにのしっぽのもふもふはいつも通りのもふもふだった。
「んむんむ…」
「また噛まれそう…」
「…おめめとろんってしてるのに頑張って耐えてるんだね…」
「いつもならもふもふすると数分で寝ちゃうのにね」
「…にゅぅ…」
寝たくないのぉ…。
「…すぅ」
「結局寝ちゃった…」
「一応夢魔避けはしてあるよ」
「逆に夢魔を呼んで楽しい夢を見せた方がいいんじゃないかしら」
「かもね…」
「バクは?」
「…夏、そんな便利なのが本当にいると思ってる?」
「柚の絵本にはあったから…」
「確かに絵本は事実が多いけどさ…バクはちょっと見つけるのが大変なんだよね」
「それを見つけるのが父さんでしょ?」
「夏は父さんのこと便利屋か何かと勘違いしてない?」
「違うの?」
「頑張るけど…」
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