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餌付け 1

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柚琉視点

「うにゅうにゅ」
もきゅもきゅうにゅうにゅ。
「…柚に和菓子は早かったかしらね」
「まま、たべれない…」
「…そうね、ごめんなさい」
いっぱいうにゅうにゅしてたら引っ付いちゃったの。
「柚琉様には金平糖やあられの方が食べやすかったのでは?」
「そうね…」
「んにゅ?」
僕の前にまぁるいのがおかれた。
「これがあられというお菓子ですよ」
あられー?
1個だけ口に入れてみた。
「しょっぱい…」
僕は甘いのがいいの!!
甘いの!!
「柚は甘いほうが好きよね…」
「あ」
メイドさんの1人が声を上げた。
「羊羹ならいかがでしょうか」
「あれなら甘いですし柔らかいですしね」
「「どうでしょうか?」」
「うにゅ?」
目の前に置かれたけどよく分かんない。
「あまぁい?」
「そうよ」
「きいろのなぁに?」
「栗…かしらね?」
「栗羊羹だそうです」
「ですって」
もきゅもきゅ。
「あま…い?」
よく分かんない。
甘い…なの?
「柚琉様には分かりにくい味でしたかね…」
「柚に和菓子は向いてなかったわね」
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