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スキスキ攻撃 2
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夏視点
柚の種族が分かり、それと同時にご飯もわかった翌日から…屋敷中が変わった。
「柚、ただいま」
「おかえりにぃに!!」
「あれ?ちょっと顔赤い?大丈夫?」
「柚琉様は恥ずかしいだけですよ」
「今日だけで100を超えるほど好きと言われましたから」
「うにゅーもういらないのーおなかいっぱいゆったのー」
…お腹いっぱいって言う割には重くもなってないしお腹も膨らんでないね。
「柚まだ足りないんじゃないの?」
「ふぇ!?」
「にぃにもいっぱい好きって言うからね。お風呂一緒に入ったらしっぽもふもふしよっか」
「うん!!」
しっぽもふもふは獣人特有の愛情表現だからね。
しっぽは特別な人にしか触らせないんだ。
使用人にだって触らせてない。
夏が触らせるのは柚だけだよ。
あ、父さんには保護された時にちょっと触られたかも?
「おっふろ~おっふろ~♪」
「柚はお風呂好きだね」
好き、という単語を口にした瞬間柚の肩がビクッと震えた。
「…もしかして柚…」
「あぅ、ちがうもん!!はずかちーんじゃないもん!!ぼくのごはんだもん!!」
「言われすぎて敏感になっちゃったんだね。みんな柚のことが大好きだから」
「ふにゃぁ…」
とろけちゃった。
柚が大好きなのは本当だよ?
今も昔もずっと変わらず柚のことが好き。
世界で一番好き!!
番にしたいくらい!!
…なのに父さんが柚はまだ小さいからダメって言うんだ。
狼人なら5歳くらいで成人だけど柚は分からないから…いつまで待ってたらいいの?
小さいってどのくらい大きくなったら番にしていいの?
「ふにゅ?にぃにあんよしない?ぼくひとりであんよする?」
「ん、ごめんね。ちょっと考え事してたんだ」
柚の種族が分かり、それと同時にご飯もわかった翌日から…屋敷中が変わった。
「柚、ただいま」
「おかえりにぃに!!」
「あれ?ちょっと顔赤い?大丈夫?」
「柚琉様は恥ずかしいだけですよ」
「今日だけで100を超えるほど好きと言われましたから」
「うにゅーもういらないのーおなかいっぱいゆったのー」
…お腹いっぱいって言う割には重くもなってないしお腹も膨らんでないね。
「柚まだ足りないんじゃないの?」
「ふぇ!?」
「にぃにもいっぱい好きって言うからね。お風呂一緒に入ったらしっぽもふもふしよっか」
「うん!!」
しっぽもふもふは獣人特有の愛情表現だからね。
しっぽは特別な人にしか触らせないんだ。
使用人にだって触らせてない。
夏が触らせるのは柚だけだよ。
あ、父さんには保護された時にちょっと触られたかも?
「おっふろ~おっふろ~♪」
「柚はお風呂好きだね」
好き、という単語を口にした瞬間柚の肩がビクッと震えた。
「…もしかして柚…」
「あぅ、ちがうもん!!はずかちーんじゃないもん!!ぼくのごはんだもん!!」
「言われすぎて敏感になっちゃったんだね。みんな柚のことが大好きだから」
「ふにゃぁ…」
とろけちゃった。
柚が大好きなのは本当だよ?
今も昔もずっと変わらず柚のことが好き。
世界で一番好き!!
番にしたいくらい!!
…なのに父さんが柚はまだ小さいからダメって言うんだ。
狼人なら5歳くらいで成人だけど柚は分からないから…いつまで待ってたらいいの?
小さいってどのくらい大きくなったら番にしていいの?
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「ん、ごめんね。ちょっと考え事してたんだ」
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