上 下
135 / 345

種族 2

しおりを挟む
先生視点

「それでねーぼくねー」
…話し方も直した方が良さそうだな。
愛されて満たされる。
「柚琉くん」
「んー?」
「好きだよ」
「ふにゃ、えへへぇ」
…破顔した。
思いっきり顔崩れた。
…これが満たされてる顔ってことかな。
「「柚琉様、大好きですよ」」
「ほぇ!?ふにゃぁぁ…」
さらに破顔した。
顔がトロットロ。
目の中にハートが浮かんでるよ。
「…普段から好きとか言うようにしようか」
「「柚琉様が満たされるのなら」」
「ふぇぇ!?」
「柚琉くんお腹いっぱいになるね。良かったね」
「ふにゃ?おにゃかいっぱい?」
「そうだよ。やっと柚琉くんの本来のご飯が見つかったの。…あれ?でも夫婦の寝室でもお腹いっぱいって言ってたよね?」
「「そう…ですね」」
愛されて満たされるなら何故?
自分が愛されたわけじゃないのに?
愛されたのは奥さんの方だったはず。
…柊二が柚琉くんがいるからって遠慮するとは思えないし。
「…あぁそうか。愛という感情をご飯にしてるのか」
「「感情を?」」
「正確には雰囲気を、かな?」
バクみたいだね。
「…甘い雰囲気っていうのかな。それに似ていた甘いお菓子を好きになったんじゃない?」
「…柚琉様が」
「愛を…」
「はにゅー?」
「「なんて愛らしい!!」」
「え?」
「にゅーわかんなぁい」
このメイド2人ちょっと検査した方がいいんじゃない?
おかしいよ?
しおりを挟む
感想 195

あなたにおすすめの小説

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

愉快な生活

白鳩 唯斗
BL
王道学園で風紀副委員長を務める主人公のお話。

学園の支配者

白鳩 唯斗
BL
主人公の性格に難ありです。

【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。

白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。 最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。 (同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!) (勘違いだよな? そうに決まってる!) 気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。

D○ZNとY○UTUBEとウ○イレでしかサッカーを知らない俺が女子エルフ代表の監督に就任した訳だが

米俵猫太朗
ファンタジー
ただのサッカーマニアである青年ショーキチはひょんな事から異世界へ転移してしまう。 その世界では女性だけが行うサッカーに似た球技「サッカードウ」が普及しており、折りしもエルフ女子がミノタウロス女子に蹂躙されようとしているところであった。 更衣室に乱入してしまった縁からエルフ女子代表を率いる事になった青年は、秘策「Tバック」と「トップレス」戦術を授け戦いに挑む。 果たしてエルフチームはミノタウロスチームに打ち勝ち、敗者に課される謎の儀式「センシャ」を回避できるのか!? この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。

モブらしいので目立たないよう逃げ続けます

餅粉
BL
ある日目覚めると見慣れた天井に違和感を覚えた。そしてどうやら僕ばモブという存存在らしい。多分僕には前世の記憶らしきものがあると思う。 まぁ、モブはモブらしく目立たないようにしよう。 モブというものはあまりわからないがでも目立っていい存在ではないということだけはわかる。そう、目立たぬよう……目立たぬよう………。 「アルウィン、君が好きだ」 「え、お断りします」 「……王子命令だ、私と付き合えアルウィン」 目立たぬように過ごすつもりが何故か第二王子に執着されています。 ざまぁ要素あるかも………しれませんね

処理中です...