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柚琉視点

「柚琉くんは…まずはちゃんと文字をかけるようになろうか」
「やー」
「やじゃないの。お手紙ちゃんと書けなくていいの?」
「やーや!!」
「じゃあ頑張ろうね」
ぷぅ…。
だって書かなくても良かったんだもん。
お絵描き楽しいもん。
文字はいらないんだもん。
「んくんく」
「…勝手に休憩しない。そのジュース誰に貰ったの」
「めいどさんがくれたー」
「また甘やかして…!!」
あまやかすってなぁに?
僕わかんなぁい。
「ほら。柚琉くんの好きななぞるやつだから」
「ぷぅ…」
「少しずつでいいから。まずはひらがなね」
「…はぁい」
先生の持ってきたプリントを鉛筆を持って解き始めた。
むーむー…なぞるの楽しいけど楽しくないよぉ。
僕が好きなのはまぁるってやるやつなの。
同じのぐるぐるで囲んでねっていうやつなの!!
「柚琉様!!頑張ってください!!」
「これが終わればおやつの時間ですよ!!」
おやつ!!
はやく問題とかないと!!
おやつなくなっちゃう!!
「…ぶー」
「終わったの?」
「いっこ!!」
「1枚ね…もうおやつ食べたいの?」
「うん!!」
「…じゃあ残りはおやつの後にやろうか」
「わぁい!!」
今日のおやつは何かな!!
僕生クリームたっぷりのケーキがいい!!
あまぁいクリーム!!
白色のクリームがいいの!!
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