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ちーずふぉんでゅ 2
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夏羽視点
「びよーん」
「柚、パンもあるんだよ?」
「んにゅ?」
カットしたウインナーをチーズに潜らせ、薄切りの食パンに乗せて人参とじゃがいもを乗せてサンドイッチ風にして柚のお皿に乗せた。
「にんじんさんやーあ」
「ダメ。にんじんさんえんえんしちゃうよ?」
「うー…」
サンドイッチの中から人参だけ抜こうとしてるけど残念。
冷えたチーズが接着剤になってパンにくっついてるんだよね。
「食べてみて、美味しくなかったらにぃにが食べてあげるから」
「…はむっ」
覚悟を決めたのかパンにかぶりついて、目を輝かせた。
「にぃに!!おいち!!」
「そうだろうね」
ハムチーズが好きな柚だもん。
チーズたっぷりのサンドイッチが嫌いなはずないでしょ?
「にぃに!!もっと!!もっと!!」
「はいはい」
「柚、料理人が他のサンドイッチも作ってくれたみたいよ?柚の好きなジャムもあるって言ってたわ」
「じゃむ!!いちご?ぶるーべりー?」
「全部ね」
「たべるー!!」
サンドイッチに隠せば野菜も食べてくれるんだね。
さっきの人参もイヤイヤ言ってたのに結局食べてるし。
「むきゅむきゅ」
「チーズフォンデュは好き?」
「すきー!!ぱぱともする!!しょーにぃにとなおにぃにも!!ぼくがやってあげるのー!!」
「あら、それはいいわね」
「柚の手作りか。にぃにも食べたいな」
「つくる!!」
「じゃあママにもお願い」
「うん!!」
…これは…ご飯というよりお店屋さんごっこかな?
柚が楽しいならいっか。
「びよーん」
「柚、パンもあるんだよ?」
「んにゅ?」
カットしたウインナーをチーズに潜らせ、薄切りの食パンに乗せて人参とじゃがいもを乗せてサンドイッチ風にして柚のお皿に乗せた。
「にんじんさんやーあ」
「ダメ。にんじんさんえんえんしちゃうよ?」
「うー…」
サンドイッチの中から人参だけ抜こうとしてるけど残念。
冷えたチーズが接着剤になってパンにくっついてるんだよね。
「食べてみて、美味しくなかったらにぃにが食べてあげるから」
「…はむっ」
覚悟を決めたのかパンにかぶりついて、目を輝かせた。
「にぃに!!おいち!!」
「そうだろうね」
ハムチーズが好きな柚だもん。
チーズたっぷりのサンドイッチが嫌いなはずないでしょ?
「にぃに!!もっと!!もっと!!」
「はいはい」
「柚、料理人が他のサンドイッチも作ってくれたみたいよ?柚の好きなジャムもあるって言ってたわ」
「じゃむ!!いちご?ぶるーべりー?」
「全部ね」
「たべるー!!」
サンドイッチに隠せば野菜も食べてくれるんだね。
さっきの人参もイヤイヤ言ってたのに結局食べてるし。
「むきゅむきゅ」
「チーズフォンデュは好き?」
「すきー!!ぱぱともする!!しょーにぃにとなおにぃにも!!ぼくがやってあげるのー!!」
「あら、それはいいわね」
「柚の手作りか。にぃにも食べたいな」
「つくる!!」
「じゃあママにもお願い」
「うん!!」
…これは…ご飯というよりお店屋さんごっこかな?
柚が楽しいならいっか。
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