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ボールプール 2
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翔視点
「…何やってるんだ?」
「ぼーる!!」
「いやそれは見れば分かる…何だこの部屋」
遊ぶための部屋になってないか?
…部屋は余ってるけど。
父さんが新しい棟を建てようと計画してるけど。
「段々と遊具が増えてるなとは思ったが部屋ひとつ丸ごとか」
「隣の部屋の壁を抜いてまた新しいのを設置する予定よ?」
「母さん柚を成長させる気ないだろ」
「どうでしょうね」
柚もそれを良しとしてるんだよな。
「柚、おやつは食べたのか?」
「うん!!どーなつ!!」
「甘いものだよな…」
「チョコがけのやつだったわよ」
「…ホワイトチョコか?」
「もちろん」
…柚は甘いもの好き…の限度を超えている気がするな。
「そうだ。これ土産として買ってきたんだがおやつ食べたんならもういらないか」
「なぁに?」
「わたあめだ。時間停止かけてきたから萎んでないぞ」
「…くも?」
「雲のようなお菓子な」
柚は棒を握ってじっと見つめていた。
「…ふわふわ」
「嫌い…だったか?」
「…どう…するの?」
食べ方が分からなかっただけか…。
「ちぎってもいいしそのまま齧ってもいいのよ」
「はむっ」
柚は口周りをわたあめに付けながら齧り付いた。
「なくなった!!ふわふわない!!あまい!!」
「どうだ?好きか?」
「すき!!」
「なら店構えるようだから定期的に買ってくるからな」
「うん!!」
柚のこの笑顔が見たいから甘味を買ってくるんだ。
…でもわたあめだと食べた後に顔洗わないとダメだな。
口の周りベッタベタだ。
「…何やってるんだ?」
「ぼーる!!」
「いやそれは見れば分かる…何だこの部屋」
遊ぶための部屋になってないか?
…部屋は余ってるけど。
父さんが新しい棟を建てようと計画してるけど。
「段々と遊具が増えてるなとは思ったが部屋ひとつ丸ごとか」
「隣の部屋の壁を抜いてまた新しいのを設置する予定よ?」
「母さん柚を成長させる気ないだろ」
「どうでしょうね」
柚もそれを良しとしてるんだよな。
「柚、おやつは食べたのか?」
「うん!!どーなつ!!」
「甘いものだよな…」
「チョコがけのやつだったわよ」
「…ホワイトチョコか?」
「もちろん」
…柚は甘いもの好き…の限度を超えている気がするな。
「そうだ。これ土産として買ってきたんだがおやつ食べたんならもういらないか」
「なぁに?」
「わたあめだ。時間停止かけてきたから萎んでないぞ」
「…くも?」
「雲のようなお菓子な」
柚は棒を握ってじっと見つめていた。
「…ふわふわ」
「嫌い…だったか?」
「…どう…するの?」
食べ方が分からなかっただけか…。
「ちぎってもいいしそのまま齧ってもいいのよ」
「はむっ」
柚は口周りをわたあめに付けながら齧り付いた。
「なくなった!!ふわふわない!!あまい!!」
「どうだ?好きか?」
「すき!!」
「なら店構えるようだから定期的に買ってくるからな」
「うん!!」
柚のこの笑顔が見たいから甘味を買ってくるんだ。
…でもわたあめだと食べた後に顔洗わないとダメだな。
口の周りベッタベタだ。
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