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閑話 チョコレートフォンデュ
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柚琉視点
「まま!!これ!!」
「えぇ。あのお店と同じものとはいかなかったけど家庭用のものを見つけたのよ。これなら柚1人でも楽しめるでしょう?」
「ありがと!!」
机に置かれた小さな噴水型のチョコレートフォンデュ。
「やって、いーい?」
「えぇ」
お店みたいに棒に刺されたフルーツ。
それにお菓子も!!
「くっきー!!」
「上手に付けられるかしら?」
「がんばる!!」
うさちゃんクッキーを持ってお耳をそっとチョコにつけた。
「ちょこうさちゃん!!」
「喜んでもらえたみたいで嬉しいわ」
もきゅもきゅ。
おいちー!!
「チョコレート、沢山買っておかなきゃいけないわね」
「むきゅ?」
「柚がこれだけ美味しそうに食べてくれるんだもの。切らしてしまうなんてもったいないわ」
…よく分かんないけどおやつに食べてもいいの?
でも…これあるとママとお出かけなくなっちゃう?
それは…やだ。
「まま…おでかけ…ない?」
「そんなことないわよ?」
「でも…」
「…あぁ。チョコレートフォンデュを買ったからなの?他にも美味しいものなんてたくさんあるもの。また一緒に行きましょうね」
「うん!!」
それから僕はママといっぱいお出かけをした。
アイスクリーム、クレープ、パンケーキ。
ママとのお出かけで食べるのは甘いのが多いの。
「まま、おいちーね」
「えぇそうね」
「…やっとパパも連れてってくれた。なんで屋外の時だけなの?」
「視線を集めたくないもの。それに」
「それに?」
「こういうワゴンだとどうしても列ができてしまうから柚が疲れてしまうのよ。私も長時間抱っこできる訳では無いもの…」
「なるほど。柚の休憩用か」
「そういうことよ」
「むにゅ?」
パパが抱っこしてくれてるの。
パパもくれーぷ食べるかな?
「ぱぱあーん」
「パパにくれるの?」
「うん!!」
「…あっま…何これ」
「確か…ハニーバターシュガーだったかしら?それにナッツといちごのトッピングね」
「何その甘いもの全部詰め込んだみたいなの…柚よく食べれるね…」
ふにゅ?
甘いおいしーよ?
「まま!!これ!!」
「えぇ。あのお店と同じものとはいかなかったけど家庭用のものを見つけたのよ。これなら柚1人でも楽しめるでしょう?」
「ありがと!!」
机に置かれた小さな噴水型のチョコレートフォンデュ。
「やって、いーい?」
「えぇ」
お店みたいに棒に刺されたフルーツ。
それにお菓子も!!
「くっきー!!」
「上手に付けられるかしら?」
「がんばる!!」
うさちゃんクッキーを持ってお耳をそっとチョコにつけた。
「ちょこうさちゃん!!」
「喜んでもらえたみたいで嬉しいわ」
もきゅもきゅ。
おいちー!!
「チョコレート、沢山買っておかなきゃいけないわね」
「むきゅ?」
「柚がこれだけ美味しそうに食べてくれるんだもの。切らしてしまうなんてもったいないわ」
…よく分かんないけどおやつに食べてもいいの?
でも…これあるとママとお出かけなくなっちゃう?
それは…やだ。
「まま…おでかけ…ない?」
「そんなことないわよ?」
「でも…」
「…あぁ。チョコレートフォンデュを買ったからなの?他にも美味しいものなんてたくさんあるもの。また一緒に行きましょうね」
「うん!!」
それから僕はママといっぱいお出かけをした。
アイスクリーム、クレープ、パンケーキ。
ママとのお出かけで食べるのは甘いのが多いの。
「まま、おいちーね」
「えぇそうね」
「…やっとパパも連れてってくれた。なんで屋外の時だけなの?」
「視線を集めたくないもの。それに」
「それに?」
「こういうワゴンだとどうしても列ができてしまうから柚が疲れてしまうのよ。私も長時間抱っこできる訳では無いもの…」
「なるほど。柚の休憩用か」
「そういうことよ」
「むにゅ?」
パパが抱っこしてくれてるの。
パパもくれーぷ食べるかな?
「ぱぱあーん」
「パパにくれるの?」
「うん!!」
「…あっま…何これ」
「確か…ハニーバターシュガーだったかしら?それにナッツといちごのトッピングね」
「何その甘いもの全部詰め込んだみたいなの…柚よく食べれるね…」
ふにゅ?
甘いおいしーよ?
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