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癇癪 2
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夏視点
今日は夏の学校が休みだったから家にいたの。
でも柚は予防接種があるからって父さんと母さんと出かけて行っちゃった。
柚は何をするか分かってないみたいでにこにこしながら出ていった。
けど…まぁ帰ってきたらグズグズになっていた。
「柚おかえり。注射頑張ったんだね」
「もぅやぁ」
「その後のレストランでちょっと泣き止んだのだけれどね…急に痛みが出てきちゃったみたいなの」
「いつもならとっくに寝ている時間なのにお昼寝もしようとしないんだ」
え?
…柚お昼寝だけは絶対にするのに。
「柚?ねんねしてないの?」
「ぃたぃ…」
「…そんなに?」
「一応治癒魔法はかけてあるのよ?」
…じゃあこの痛みは柚の記憶に残ったただの幻ってこと?
それを柚に認識させるってかなり難しくない?
「柚おいで。にぃにとねんねしよ」
「しっぽ…」
「今日はにぃにもうお風呂入ってるからしっぽもいいよ」
抱っこするとすぐにしっぽを掴んだ。
「…あったかい」
「そう?なら良かった」
そのまま柚の部屋に向かい、ベッドに柚を寝かせた。
「…にぃにも」
「にぃににはこのベッド小さすぎるな」
「じゃああっち…」
柚の指さした隣の部屋に行ってみるともう1つ、大きなベッドがあった。
…ぬいぐるみの部屋か。
「…ねんね」
「ここなら一緒にねんねできるよ」
ぬいぐるみが占拠しているベッドに寝転び、柚の周りにぬいぐるみを並べた。
「…ふわぁぁ…」
「眠たくなってきたかな。おやすみ」
「ふにゅぅ…」
…ちゃんと寝てくれたみたい。
最近の柚はすぐイヤイヤしちゃうから寝かしつけるのもご飯を食べさせるのも大変。
嫌って思ってないことにもイヤイヤしちゃうみたいなんだ。
…これが所謂イヤイヤ期ってやつ?
今日は夏の学校が休みだったから家にいたの。
でも柚は予防接種があるからって父さんと母さんと出かけて行っちゃった。
柚は何をするか分かってないみたいでにこにこしながら出ていった。
けど…まぁ帰ってきたらグズグズになっていた。
「柚おかえり。注射頑張ったんだね」
「もぅやぁ」
「その後のレストランでちょっと泣き止んだのだけれどね…急に痛みが出てきちゃったみたいなの」
「いつもならとっくに寝ている時間なのにお昼寝もしようとしないんだ」
え?
…柚お昼寝だけは絶対にするのに。
「柚?ねんねしてないの?」
「ぃたぃ…」
「…そんなに?」
「一応治癒魔法はかけてあるのよ?」
…じゃあこの痛みは柚の記憶に残ったただの幻ってこと?
それを柚に認識させるってかなり難しくない?
「柚おいで。にぃにとねんねしよ」
「しっぽ…」
「今日はにぃにもうお風呂入ってるからしっぽもいいよ」
抱っこするとすぐにしっぽを掴んだ。
「…あったかい」
「そう?なら良かった」
そのまま柚の部屋に向かい、ベッドに柚を寝かせた。
「…にぃにも」
「にぃににはこのベッド小さすぎるな」
「じゃああっち…」
柚の指さした隣の部屋に行ってみるともう1つ、大きなベッドがあった。
…ぬいぐるみの部屋か。
「…ねんね」
「ここなら一緒にねんねできるよ」
ぬいぐるみが占拠しているベッドに寝転び、柚の周りにぬいぐるみを並べた。
「…ふわぁぁ…」
「眠たくなってきたかな。おやすみ」
「ふにゅぅ…」
…ちゃんと寝てくれたみたい。
最近の柚はすぐイヤイヤしちゃうから寝かしつけるのもご飯を食べさせるのも大変。
嫌って思ってないことにもイヤイヤしちゃうみたいなんだ。
…これが所謂イヤイヤ期ってやつ?
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