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あまとろ 2
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夏羽視点
「にぃに」
「んー?」
「しっぽ…」
「まだ泡ついてるからダメ」
なんか夏と一緒にお風呂入ると絶対しっぽ握ろうとするんだよね。
そのまま勢いで口に入れちゃうから…。
体洗ってる最中でもお構い無しに。
ボディーソープが口に入っちゃったことあるんだよね…。
その時は苦いって言うから何かと思ったら…。
あの後大騒ぎしたんだよ?
「しっぽぉ!!」
「めんめだよ」
夏の膝に座らせて頭を洗ってるからちょっと手を伸ばすとしっぽに届いちゃうんだよね。
だから頭を洗ってあげながらしっぽまで動かさなきゃいけないんだよ…。
「にぃになんでだめ?」
「柚はお口入れちゃうから」
「あのね、てれびでね、ぐるーみんぐ?やってたの!!」
「動物番組でも見てたの?」
「わんちゃんかわいー」
「そうだね」
…ペットショップとか行ったら大興奮するんだろうな。
夏がいるのに…いや夏はペットじゃないけど。
もふるのなら夏ので十分じゃない?
だって使用人にも獣人いるのにそっちには手を出さないんだよ?
夏だけだよ?
「はい、おめめとじてね」
「んぎゅっ!!」
柚が目を閉じている間にさっと流してついでに魔法でちょっと乾かした。
「終わったよ。湯船入ろうね」
「はぁい」
既に色とりどりのアヒルが浮かんでいる湯船に柚を入れてから夏も入った。
この湯船ね、内側にちょっとした踏み台があるからそこだけが柚の入れる場所なんだ。
柚が座っても大丈夫なように計算して作られてるから。
「しっぽ」
「濡れちゃったからダメだね」
「ふにゅぅ…」
そんなにしっぽが好き?
夏は?
夏のことは?
「柚はにぃにのこと好き?」
「うん!!だぁいすき!!」
「ありがと」
やっぱり柚はうちの可愛いお姫様のままだった。
ちょっと昼間は騒動があったけど…それもご愛嬌だね。
「にぃに」
「んー?」
「しっぽ…」
「まだ泡ついてるからダメ」
なんか夏と一緒にお風呂入ると絶対しっぽ握ろうとするんだよね。
そのまま勢いで口に入れちゃうから…。
体洗ってる最中でもお構い無しに。
ボディーソープが口に入っちゃったことあるんだよね…。
その時は苦いって言うから何かと思ったら…。
あの後大騒ぎしたんだよ?
「しっぽぉ!!」
「めんめだよ」
夏の膝に座らせて頭を洗ってるからちょっと手を伸ばすとしっぽに届いちゃうんだよね。
だから頭を洗ってあげながらしっぽまで動かさなきゃいけないんだよ…。
「にぃになんでだめ?」
「柚はお口入れちゃうから」
「あのね、てれびでね、ぐるーみんぐ?やってたの!!」
「動物番組でも見てたの?」
「わんちゃんかわいー」
「そうだね」
…ペットショップとか行ったら大興奮するんだろうな。
夏がいるのに…いや夏はペットじゃないけど。
もふるのなら夏ので十分じゃない?
だって使用人にも獣人いるのにそっちには手を出さないんだよ?
夏だけだよ?
「はい、おめめとじてね」
「んぎゅっ!!」
柚が目を閉じている間にさっと流してついでに魔法でちょっと乾かした。
「終わったよ。湯船入ろうね」
「はぁい」
既に色とりどりのアヒルが浮かんでいる湯船に柚を入れてから夏も入った。
この湯船ね、内側にちょっとした踏み台があるからそこだけが柚の入れる場所なんだ。
柚が座っても大丈夫なように計算して作られてるから。
「しっぽ」
「濡れちゃったからダメだね」
「ふにゅぅ…」
そんなにしっぽが好き?
夏は?
夏のことは?
「柚はにぃにのこと好き?」
「うん!!だぁいすき!!」
「ありがと」
やっぱり柚はうちの可愛いお姫様のままだった。
ちょっと昼間は騒動があったけど…それもご愛嬌だね。
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