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魔力のお勉強 1
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柚琉視点
「にゅ…」
もぐもぐ。
「うゆ…」
ごくごくぷはぁ。
「お腹は膨れた?」
「うん!!」
おめめもぱっちり!!
元気いっぱいだよ!!
「じゃあお勉強の続きしようか?」
「やっ」
「やじゃないの。さっき力が暴走したばっかりでしょ。ちゃんと使い方を覚えないと大怪我することになるからね?」
「おーけが…?」
「痛い痛いしちゃうわよってこと」
「ふぅん」
いつも通り僕はママのお膝に座ってお勉強。
…でもつまんないの。
遊びたいのに…。
いつもは遊んでても何も言わないのにどうして?
「ママが魔力を流すからそれを返してくれるかしら?」
「どーやるの?」
「おててを繋いで流すから、来たのが分かったら言ってくれるかしら?」
「あい!!」
ママとおててをつないで…ふわぁってあったかくなった。
「あったかい…」
「それをママの方に押し返せる?」
「…ゆ?」
あったかいの…返すの?
やぁなの。
あったかいするの。
僕がイヤイヤしていたらママはおててを離しちゃった。
「ふぇっ」
「これ以上は柚が危ないわ。放出されるのを待ちましょう?」
「うー…」
あったかいのしたいの!!
「完全に娯楽になってる…魔力自体は感知できるのに…それを操れないって」
「柚は覚えるのが少し遅いだけよね」
「まま、おやつたべてもいい?」
「いいわよ」
僕のお部屋の机にはいつでもおやつとジュースがあるの。
僕すぐお腹すいちゃうから。
「…もきゅもきゅ」
「自然放出…いや無意識に垂れ流してるだけか。栓を開いたままにする…うーん…説明が難しい…」
先生何かうんうん言ってるー。
僕のおやつ食べる?
今日のおやつはさくさくのクッキーなの!!
チョコとジャムとお野菜だって。
お野菜のクッキーも美味しいんだぁ。
でも緑色のは美味しくないから食べないの。
だって甘くないんだもん。
「にゅ…」
もぐもぐ。
「うゆ…」
ごくごくぷはぁ。
「お腹は膨れた?」
「うん!!」
おめめもぱっちり!!
元気いっぱいだよ!!
「じゃあお勉強の続きしようか?」
「やっ」
「やじゃないの。さっき力が暴走したばっかりでしょ。ちゃんと使い方を覚えないと大怪我することになるからね?」
「おーけが…?」
「痛い痛いしちゃうわよってこと」
「ふぅん」
いつも通り僕はママのお膝に座ってお勉強。
…でもつまんないの。
遊びたいのに…。
いつもは遊んでても何も言わないのにどうして?
「ママが魔力を流すからそれを返してくれるかしら?」
「どーやるの?」
「おててを繋いで流すから、来たのが分かったら言ってくれるかしら?」
「あい!!」
ママとおててをつないで…ふわぁってあったかくなった。
「あったかい…」
「それをママの方に押し返せる?」
「…ゆ?」
あったかいの…返すの?
やぁなの。
あったかいするの。
僕がイヤイヤしていたらママはおててを離しちゃった。
「ふぇっ」
「これ以上は柚が危ないわ。放出されるのを待ちましょう?」
「うー…」
あったかいのしたいの!!
「完全に娯楽になってる…魔力自体は感知できるのに…それを操れないって」
「柚は覚えるのが少し遅いだけよね」
「まま、おやつたべてもいい?」
「いいわよ」
僕のお部屋の机にはいつでもおやつとジュースがあるの。
僕すぐお腹すいちゃうから。
「…もきゅもきゅ」
「自然放出…いや無意識に垂れ流してるだけか。栓を開いたままにする…うーん…説明が難しい…」
先生何かうんうん言ってるー。
僕のおやつ食べる?
今日のおやつはさくさくのクッキーなの!!
チョコとジャムとお野菜だって。
お野菜のクッキーも美味しいんだぁ。
でも緑色のは美味しくないから食べないの。
だって甘くないんだもん。
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