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甘い執着 - 3
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「え、食べるって、真紘の体を?」
「それしかなくない?それとも、他にケーキを食べられる当てがあるの?」
少し意地悪そうに聞いた。
「でも、真紘が痛いじゃん!」
「僕の心配してくれるの?それなら、食べる、噛むより、舐めるみたいにすればいいんじゃない」
少し笑いながら答える。
「それは、たしかに…」
「まあ、試してみたら?減るもんじゃないし」
そう言って叶衣に向かって右手の人差し指を差し出す。
すると、叶衣が手をつかんで口の中に指を含む。
「ん、あ、こぉ?」
ちゅ、ぴ、くちゅ、つつつ、少し控えめな感じで、叶衣が口を大きく開けながら指先から根元までを舐めていく。
ずっとケーキそのものを食べていなかった叶衣にとって指先だけでも甘く感じるらしい。その証拠に叶衣は指全体に大量の唾液をまとわせ、それでも余った唾液を口の端からたーっと滴らせていた。
「ぁ、ふ、んぅはっぁ」
叶衣は顔を赤らめ、口から唾液とともに意味の無い音を発する。その顔はとても煽情的で、可愛かった。
自らの舌で、零れている唾液をすくいとる。
「ひぁ!?」
驚いても、噛みたくはないという意思が残っているらしく、声をあげるだけに留めた。
叶衣の口内に入れたままの指をそっと抜く。舌が指に名残惜しそうに絡みつく。唾液で指と舌がたーっと糸を引いていくのを横目で見ながら、叶衣の顎においていた舌を口の中に入れる。押し返そうと叶衣の手が僕の肩に伸ばされる。
「ひゃぁっ!ふ、はっ、んぁっひろ」
少し肩に置かれた手の力が緩むが、舌が引っ込みんですぐに押し返される。
「な、なにしてくんのまひろっ」
狐につままれたような顔でもハッキリと声に出していった。
「ど、して!きゅうに、、そのキ、」
キスしてきたの。と消え入りそうなこえでいった。
「あ、ごめん。つい」
「ばか!」
叶衣は両手で顔を覆い隠してしまった。
「いや、だったよね…」
そういうと彼は頭をばっとあげ、
「ちがっあ、いやじゃない。いやじゃなかっ、けどはじめて、でおどろいてっ」
左手で叶衣の背を抱き寄せてぽんぽんとたたく。
「落ち着いて。ごめん、急に、ほんと」
「だいじょぶ。ありがとまひろ。ちょっと、トイレ」
そう言って叶衣はパタンと扉を閉じてリビングから出て行った。
「それしかなくない?それとも、他にケーキを食べられる当てがあるの?」
少し意地悪そうに聞いた。
「でも、真紘が痛いじゃん!」
「僕の心配してくれるの?それなら、食べる、噛むより、舐めるみたいにすればいいんじゃない」
少し笑いながら答える。
「それは、たしかに…」
「まあ、試してみたら?減るもんじゃないし」
そう言って叶衣に向かって右手の人差し指を差し出す。
すると、叶衣が手をつかんで口の中に指を含む。
「ん、あ、こぉ?」
ちゅ、ぴ、くちゅ、つつつ、少し控えめな感じで、叶衣が口を大きく開けながら指先から根元までを舐めていく。
ずっとケーキそのものを食べていなかった叶衣にとって指先だけでも甘く感じるらしい。その証拠に叶衣は指全体に大量の唾液をまとわせ、それでも余った唾液を口の端からたーっと滴らせていた。
「ぁ、ふ、んぅはっぁ」
叶衣は顔を赤らめ、口から唾液とともに意味の無い音を発する。その顔はとても煽情的で、可愛かった。
自らの舌で、零れている唾液をすくいとる。
「ひぁ!?」
驚いても、噛みたくはないという意思が残っているらしく、声をあげるだけに留めた。
叶衣の口内に入れたままの指をそっと抜く。舌が指に名残惜しそうに絡みつく。唾液で指と舌がたーっと糸を引いていくのを横目で見ながら、叶衣の顎においていた舌を口の中に入れる。押し返そうと叶衣の手が僕の肩に伸ばされる。
「ひゃぁっ!ふ、はっ、んぁっひろ」
少し肩に置かれた手の力が緩むが、舌が引っ込みんですぐに押し返される。
「な、なにしてくんのまひろっ」
狐につままれたような顔でもハッキリと声に出していった。
「ど、して!きゅうに、、そのキ、」
キスしてきたの。と消え入りそうなこえでいった。
「あ、ごめん。つい」
「ばか!」
叶衣は両手で顔を覆い隠してしまった。
「いや、だったよね…」
そういうと彼は頭をばっとあげ、
「ちがっあ、いやじゃない。いやじゃなかっ、けどはじめて、でおどろいてっ」
左手で叶衣の背を抱き寄せてぽんぽんとたたく。
「落ち着いて。ごめん、急に、ほんと」
「だいじょぶ。ありがとまひろ。ちょっと、トイレ」
そう言って叶衣はパタンと扉を閉じてリビングから出て行った。
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