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姫様、罠にかかる
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「アシュレィ、あなたはあの道を知っていましたね!」
悠然と笑みを浮かべて待っていたアシュレィの横に馬をつけて、サーシャは抗議する。
アシュレィが馬であの茂みを飛び越える瞬間、サーシャと目が合った。その時のアシュレィの顔には間違いなく、‘してやったり’ といった笑みが浮かんでいた。
「姫、勝負は勝負ですよ」
怒っているサーシャにアシュレィは悪びれずに微笑むと、サーシャの馬を手早く繋ぎ、サーシャを抱き抱えるようにして馬から下ろし、そのまま歩きだす。
「ちょっと、アシュレィ? 降ろしなさい!」
アシュレィはサーシャの抗議など無視して、そのままサーシャを抱えて大木の裏にまわる。
大きな木の根本には大人がやっと通れる位の穴が、ぽっかりと空いていて、サーシャを抱き抱えたままアシュレィはその穴の中に入ると、落ち葉でふかふかのクッションのようになった地面にそっとサーシャの体を下ろして跪く。
「姫、褒美を頂戴いたします……」
少し熱を帯びたようなアシュレィの声が耳元で響いた次の瞬間、唇にアシュレィの唇が力強く押し付けられた。
「ん……んんっッ…」
アシュレィの舌はサーシャの唇を抉じ開けると、サーシャの舌を捉えて撫でまわし、吸いつくす。
……くちゅ…くちゅ……くちゅ……
プレイボーイの名に恥じぬアシュレィのキスはとびきり上手く、サーシャの頭は次第にボーッとなってくる。
ッ…ああ……と情欲に濡れた吐息が思わずサーシャの唇から思わず漏れると、アシュレィは唇をそっと離して、その美しいアーモンドアイの瞳でサーシャの顔を覗き込む。
「……姫… 貴女のそのお顔とお身体が、世の男達の心をどれほどかき乱すかご存知ですか?……」
「アシュレィ……」
「貴女が他の者と交わっている間、貴女に恋い焦がれている男達は、死にそうなほどの苦しみを味わっているのですよ」
アシュレィはそう言うと、ギュッと眉を寄せて、見たこともないほど辛そうな表情を見せ、
「姫ッ…」
と小さく叫んで、筋肉の鎧に覆われたその厚い胸にサーシャを抱き締め、再び口の中を犯すように舌を差し入れて口腔内を撫で回す。
ガッシリとしたアシュレィの身体に押さえ込まれて、逃げる事も出来ずに、サーシャはただひたすらにアシュレィの熱い抱擁と口づけをこの体に受けていた。
気がつくと、アシュレィの手は、サーシャのドレスの前身頃のリボンをシュルシュルと器用にほどき、出来た隙間に手を差し入れると、たわわに実った果実を一気に引きずり出す。
「アシュレィっ!」
サーシャが驚いた声を出すと
「姫、こちらへの口づけにもお許しを」
そう言うと、サーシャの返事も聞かずにアシュレィは赤い尖った小さな果実を思い切り口に含んで転がす。
「ッ!……ああッ!!!」
稲妻の様な快感が身体を貫き、思わず仰け反ると、その瞬間を狙ったかのように、アシュレィの右手がドレスたくしあげる。
馬に乗るときにはショーツを身につけていないせいで、密に濡れた秘所がアシュレィの目の前に簡単に露になり、アシュレィが思わず息を飲む。
悠然と笑みを浮かべて待っていたアシュレィの横に馬をつけて、サーシャは抗議する。
アシュレィが馬であの茂みを飛び越える瞬間、サーシャと目が合った。その時のアシュレィの顔には間違いなく、‘してやったり’ といった笑みが浮かんでいた。
「姫、勝負は勝負ですよ」
怒っているサーシャにアシュレィは悪びれずに微笑むと、サーシャの馬を手早く繋ぎ、サーシャを抱き抱えるようにして馬から下ろし、そのまま歩きだす。
「ちょっと、アシュレィ? 降ろしなさい!」
アシュレィはサーシャの抗議など無視して、そのままサーシャを抱えて大木の裏にまわる。
大きな木の根本には大人がやっと通れる位の穴が、ぽっかりと空いていて、サーシャを抱き抱えたままアシュレィはその穴の中に入ると、落ち葉でふかふかのクッションのようになった地面にそっとサーシャの体を下ろして跪く。
「姫、褒美を頂戴いたします……」
少し熱を帯びたようなアシュレィの声が耳元で響いた次の瞬間、唇にアシュレィの唇が力強く押し付けられた。
「ん……んんっッ…」
アシュレィの舌はサーシャの唇を抉じ開けると、サーシャの舌を捉えて撫でまわし、吸いつくす。
……くちゅ…くちゅ……くちゅ……
プレイボーイの名に恥じぬアシュレィのキスはとびきり上手く、サーシャの頭は次第にボーッとなってくる。
ッ…ああ……と情欲に濡れた吐息が思わずサーシャの唇から思わず漏れると、アシュレィは唇をそっと離して、その美しいアーモンドアイの瞳でサーシャの顔を覗き込む。
「……姫… 貴女のそのお顔とお身体が、世の男達の心をどれほどかき乱すかご存知ですか?……」
「アシュレィ……」
「貴女が他の者と交わっている間、貴女に恋い焦がれている男達は、死にそうなほどの苦しみを味わっているのですよ」
アシュレィはそう言うと、ギュッと眉を寄せて、見たこともないほど辛そうな表情を見せ、
「姫ッ…」
と小さく叫んで、筋肉の鎧に覆われたその厚い胸にサーシャを抱き締め、再び口の中を犯すように舌を差し入れて口腔内を撫で回す。
ガッシリとしたアシュレィの身体に押さえ込まれて、逃げる事も出来ずに、サーシャはただひたすらにアシュレィの熱い抱擁と口づけをこの体に受けていた。
気がつくと、アシュレィの手は、サーシャのドレスの前身頃のリボンをシュルシュルと器用にほどき、出来た隙間に手を差し入れると、たわわに実った果実を一気に引きずり出す。
「アシュレィっ!」
サーシャが驚いた声を出すと
「姫、こちらへの口づけにもお許しを」
そう言うと、サーシャの返事も聞かずにアシュレィは赤い尖った小さな果実を思い切り口に含んで転がす。
「ッ!……ああッ!!!」
稲妻の様な快感が身体を貫き、思わず仰け反ると、その瞬間を狙ったかのように、アシュレィの右手がドレスたくしあげる。
馬に乗るときにはショーツを身につけていないせいで、密に濡れた秘所がアシュレィの目の前に簡単に露になり、アシュレィが思わず息を飲む。
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