アンデットモンスターを蘇生したら姫騎士に!?

DAI!!

文字の大きさ
上 下
166 / 607
第5章 ウォータギャング

154:グランドクエストⅥ-14

しおりを挟む
 キル
「この時を待ってたぜ」

 キルが不敵な笑いながらこちらに近づいてくる
 まずい!今はキルを相手にしてる場合じゃないのに…

 俺は逃げようとするが

 ズバ!

 何かが背後に突き刺さり突然体が動かくなる

 キル
「シャドーストップだ 逃がしゃしないぞ」

 シャドーストップ
 所謂 影縛りという奴で相手の陰に短剣等を突き刺すことで相手の身動きを封じる

「くそ!」

 俺は体を動かしてなんとか拘束から離れようとするがまったく体が動こうとしない

 キル
「無駄だ!大人しく俺と戦え」

 みんなのとこに行かないといけないのに
 俺は盾を構えるがその時

 ???
「ここは俺に任せろ」

 俺の動きを封じていた短剣が飛んできた剣によって破壊される
 そして現れたのが

 YUTAKA
「蒼き狼!」

 蒼き狼
「待たせたな、ここ任せて行け」

「でも、あいつ強いですよ」

 蒼き狼
「久しぶりに楽しめそうだな…早く行け!」

 正直蒼き狼さんがキルを押さえてくれれば相当助かる

「わかりました、お願いします」

 俺は急いで仲間の方向へ走り出す

 キル
「待ちやがれ!」

 俺に向けて再びシャドーストップを放つが

 キン!

 蒼き狼がそれを払いのける

 蒼き狼
「お前の相手は俺だ」

 キル
「くそーー!邪魔だ」

 背後でキルの叫び声が聞こえるが俺はそれを無視して走る

 キル
「待ちやがれ!」


 戦場に着くと人数的にはこちらが圧倒しているにも関わらずほとんどタコ殴り状態である
 しかも、タンク、重戦士には魔法職、魔法系には弓系、盗賊系などの相性の悪い敵が見事に配置されてる

「これはまずいな」

 ヨッジー
「お前の来たのか、ちょっと出過ぎだぞ」

「いや、YUTAKAさんからの支持もあったし俺のとこにキルが来て」

 ヨッジー
「マジか~よく生きてたな」

「応援が来てね」

 ヨッジー
「ほ~」

「しかし、こちらもやばそうだ」

 ヨッジー
「ああ、相手は対人慣れしてるし 相手の配置も完璧だ」

「こまったな~」

 ヨッジー
「しかも、あいつらプレイヤーを玩具の様に遊びながらPK(プレイヤーキル)するから達が悪い」

 周りを見ると プレイヤーを挑発ながら攻撃を仕掛けてる

 例えば

 盗賊様なキル軍プレイヤーと魔法職のプレイヤーが

 荒野のステージということもあるのか

 キル軍盗賊プレイヤー
「俺がこのコインを弾いて地面に落ちるまでは何もしないでやる、ホレいくぞ」

 ピン

 アクア軍魔法職プレイヤー
「くっそー!サンダースマッシュ!」

 キル軍盗賊プレイヤー
「なんちゃって!バーカ マジックトレイス!」

 盗賊のプレイヤーは魔法職の放った魔法をスキルで奪い

 キル軍盗賊プレイヤー
「喰らえよ!」

 奪った魔法を魔法職のプレイヤーに連続で叩きつける

 その他にもキル軍の弓プレイヤーが乱れ撃ちだーとか言ってプレイヤー達を追いまくる

 ヨッジー
「あんな戦い方するもんだからこっちのプレイヤーの心が折れる一方で」

「胸くそ悪いな」

 ヨッジー
「ああ」

 くそー!なんとかできないか あいつらの一泡吹かせたい


 すると

 トントン

 背後を突く感じがするので振り向くが何も見えない

 …もしかして

 俺はスピリットテラーのスキルをオンにすると
 そこには怒りに満ち溢れた保安官の男が居た

「あの~あなたは」

 保安官の霊
「儂は保安官サニーノ…あいつ等の非道は目に余る…この早打ちのサニーノの鉄槌を奴らに食らわせなかれば気がすまん!手伝ってくれ」

 その怒りの形相にビビりながら

「えっと、魂の代弁というスキルを使えばいいのか」

 俺は魂の代弁のというスキルを使うと

 ヒュウン!

 俺の中に保安官の霊が入ったかとおもうと俺の体を薄いベールが包み出しやがてそれは保安官が着ていた服のような形へと変化していく
 そして最後に俺の目の前に2丁の銃が現れる

「これを使うのか…なんとなく使い方がわかる…そして怒りも」

 ヨッジー
「おい、ダイン大丈夫か」

「ああ、俺の街を汚し、人を人とも思わないその行為…許すまじ」

 ヨッジー
「う~ん大丈夫か?」

 こうして新たなスキルが発動する
しおりを挟む
感想 245

あなたにおすすめの小説

【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。

神速の冒険者〜ステータス素早さ全振りで無双する〜

FREE
ファンタジー
Glavo kaj Magio 通称、【GKM】 これは日本が初めて開発したフルダイブ型のVRMMORPGだ。 世界最大規模の世界、正確な動作、どれを取ってもトップレベルのゲームである。 その中でも圧倒的人気な理由がステータスを自分で決めれるところだ。 この物語の主人公[速水 光]は陸上部のエースだったが車との交通事故により引退を余儀なくされる。 その時このゲームと出会い、ステータスがモノを言うこの世界で【素早さ】に全てのポイントを使うことを決心する…

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ。

克全
ファンタジー
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に同時投稿しています。

最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO

無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。 名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。 小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。 特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。 姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。 ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。 スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。 そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜

EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」 優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。 傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。 そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。 次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。 最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。 しかし、運命がそれを許さない。 一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか? ※他サイトにも掲載中

前代未聞のダンジョンメーカー

黛 ちまた
ファンタジー
七歳になったアシュリーが神から授けられたスキルは"テイマー"、"魔法"、"料理"、"ダンジョンメーカー"。 けれどどれも魔力が少ない為、イマイチ。 というか、"ダンジョンメーカー"って何ですか?え?亜空間を作り出せる能力?でも弱くて使えない? そんなアシュリーがかろうじて使える料理で自立しようとする、のんびりお料理話です。 小説家になろうでも掲載しております。

Free Emblem On-line

ユキさん
ファンタジー
今の世の中、ゲームと言えばVRゲームが主流であり人々は数多のVRゲームに魅了されていく。そんなVRゲームの中で待望されていたタイトルがβテストを経て、ついに発売されたのだった。 VRMMO『Free Emblem Online』 通称『F.E.O』 自由過ぎることが売りのこのゲームを、「あんちゃんも気に入ると思うよ~。だから…ね? 一緒にやろうぜぃ♪」とのことで、βテスターの妹より一式を渡される。妹より渡された『F.E.O』、仕事もあるが…、「折角だし、やってみるとしようか。」圧倒的な世界に驚きながらも、MMO初心者である男が自由気ままに『F.E.O』を楽しむ。 ソロでユニークモンスターを討伐、武器防具やアイテムも他の追随を許さない、それでいてPCよりもNPCと仲が良い変わり者。 そんな強面悪党顔の初心者が冒険や生産においてその名を轟かし、本人の知らぬ間に世界を引っ張る存在となっていく。 なろうにも投稿してあります。だいぶ前の未完ですがね。

処理中です...