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第5章 ウォータギャング

127:海のちバズーカ6

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 YUTAKA
「スピードを上げろ!追撃がどんどん来るぞ」

 俺はペダルをベタ踏みして加速する。

ウィイイイーン

エンジンが唸りを上げる、ウィンドウにミサイルの様なモノが俺達に向かっているのが表記されている。

YUTAKA
「追撃のミサイルか、だれか防御系スキルを使えるモノは居ないか?」

「俺が盾スキル持っていますが」

YUTAKA
 「よし、ウィンドウのこの船マークをクリックしてスキルを使うんだぞ!」

 「わかりました」

 俺は船マークをクリックして。

「ダブルシールド」

 ウィンドウの船の絵の周りに薄い膜が発生している。

ズガン!

ミサイルが着弾したようだが、あまり衝撃がなかった。

YUTAKA
「なかなか良いシールドスキルを持っているな、おかげでダメージが少なかったぞ」

 すると今度は高速で近づいてくる船が!

YUTAKA
「高速艇か…」

船は俺達を通り越して目の前に現れた。

 YUTAKA
「回り込まれたか!だれか近接攻撃スキルは」

 先生
 「ふ!出番じゃな」

  YUTAKA
「さっきから気になってたがこの剣しゃべるのか」

 俺
 「ええ、俺達の師匠です」

 YUTAKA
「ふむ、ではそっちのスティックに触れてスキルを発動してくれ」

 アクアさんの方のスティックを指さして言う。

先生
 「これじゃな、では 『ターニャ流 水ノ型 泳円』」

その瞬間 船の両サイドからブオーンという凄い音がして 何かが飛び出した。

 ズバン!

目の前の敵に命中するとともに十字に敵が斬れた

 YUTAKA
「すごいスキルだな、水中でこんなに綺麗に斬れるとは」

しかし その後もウィンドウには多数の敵の船が。

 YUTAKA
「このままではまずいぞ、誰か速度UP系補助スキルは使えないか?」

  アネゴ
「補助スキルかどうかわからないけど」

 YUTAKA
「なんでもいいから試してみてくれ」

YUTAKAさんの顔に焦りから顔色が悪い、そんなにやばい状況なのか?

  アネゴ
「わかったわ、スピードコマンド!」

 次の瞬間 船のスピードが格段に上がる。

 YUTAKA
「よし…これなら逃げれる…ちょっくら休…」

  バタ

 そして突然YUTAKAさんが倒れた!
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