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第4章 空気の震えが音と成りて

外伝  ~決勝が行われた闘技場のその後~

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~パフィルのその後~
 
今私向けられているこの罵倒はどういうことなのか理解できない。
 
 「なんだよこれ!」
 「しらける!」
 「ふざけんな!」
 「決勝戦に戦いないってどういうことだよ!」

なぜですの、私はただ言われるがまま戦いの場所に立ち私の強さに平伏し相手がギブアップした、
それだけですのにこの罵声…なぜ私に全員が憎しみの感情をぶつけるのですか?
私は何も悪いことをしていないのに…

私はこの理不尽な怒りに何も出来ず立ち尽くした。

パフィル
 
習得スキル
無情なる怒り


~トラップゾーン キルのその後~

おかしい…確かにあいつらはここに来たはずなのに、
それになんだアイツはステータスが見えない顔も良く見えない…

キル
「お前は誰だ!」

 ???
 「ふふふ、名乗るほどの者ではないですよ」

キル
 「俺の邪魔をするな!俺はあいつを倒さないといけないんだ!」

???
 「あらあら、血気盛んな子ですね」

キル
 「邪魔するならお前も倒す!」

???
 「良いでしょう、私も王に加担する気もないですし、かといってターニャ達に加担したらいろいろ問題ですから暇になりましたし」

ひとまず牽制して様子を見るか。

キル
 「暇つぶしとは良い度胸だな!カッティングエッジ!」
 
???
「はいはい、そんなんじゃ暇つぶしにもならないかな?ウィンドプリズン!」

 四方から竜巻?!

 ???
 「ロック」

 竜巻が迫ってくる。

キル
「蹴散らしてやる!アサシンシュート!」

 シュッ

 くっそ!破壊出来ない

「ふふふ、風は切ることは出来ないわよ 但し…あなたを斬ることを出来るわよ」

  くっそ!竜巻が迫ってくる

 ???
 「ジェノサイド」

  うおおおおお!

  くそ竜巻が!
  逃げ場が…

「くっそ…こんなとこで」

???
 「残念、暇つぶしにもならなかったわね」

キル
 「お前もぜってい倒す!名を名乗れ!」

フレミィ
 「ふふふ、ターニャ達と敵対してるみたいだし…まあ 漏れたら漏れたでいいかな?私はフレミィよ まあ覚えなくて覚えてもどっちでもいいけど」

キル
 「ぜってい忘れないからな!お前を倒す!」

フレミィ
 「ふふふ、楽しみにしとくわね じゃ さよなら」

 くっそ!みんな俺が倒す!
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