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第4章 空気の震えが音と成りて
84:蘇った子1
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卵の干物
変化⇒病気の卵
蘇ったよほんとに…
詳しく確認すると、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
病気の卵(ランクA)
生まれながらに病気になってしまったが、その潜在能力は高い
病状 渇水病
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アクア
「主、この卵は蘇ったのですか?干からびていたのが偉くピカピカしてますけど」
「蘇ったことは蘇ったのだけど…」
アクア
「そうなのですか!なんか親近感が!」
まあ、確かに境遇は似ているけどね。
「それがどうやら病気みたいなのだよね」
アネゴ
「あらあら!それは大変だわ症状は?」
先生が心配そうに聞いてくる。
「それが渇水病としか書いて無くて、直せるかどうか」
アネゴ
「それは大変、この水が少ないエリアでは…でも今の私たちなら治療可能かも…」
アクア
「ホントですか!アネゴさん本当ですか!」
アクアさんがアネゴを掴んでグイグイ揺らす。
「アクアさん落ち着いて、じゃないと私が死んじゃう~~~」
アクア
「すみません」
アネゴ
「おっほん、渇水病っていうのは通常卵から生まれてくる子供は卵の殻を通して空気の水分を吸収するんだけど、稀にその吸収がうまく出来ない子がいるの」
「ふむ」
アネゴ
「理由は殻の通気口が少なかったり、中の子の能力や大きさに水分補給が間に合わないなどがあるの」
「通常はどうやって対処するんですか?」
アネゴ
「卵に水を生まれるまでかけ続けるしかなくて、その状況でも確率は10%以下」
「そんなに低いのですか」
アネゴ
「ええ、でもダインが持っている潤いの実よ!その水を使えば確率は上がるもしれないわ」
「そうか、この水は渇き自体を癒す効果があるんでしたっけ」
アクア
「主!早く!」
「ああ」
俺は潤いの実から水を絞りすぐ卵にかける、
それを数時間水をかけ続けて旅をしていると卵に今まで以上に光沢が出始め…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
病気の卵(ランクA)
⇒空の民の卵(ランクA)状態 病弱
空に住まう民の卵、潜在能力が高いがやや病弱
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「やった!回復したぞ」
アクア
「そうなのですか!やりました!」
アクアさんが満面の笑みで卵を抱き抱える!
ピキピキ
アクア
「え?私のそんな強く抱きしめてないですよ!」
オロオロするアクアさん。
先生
「落ち着かんか!バカ弟子」
先生がアクアさんの頭を叩く。
アクア
「はい~」
「生まれるのか!」
そっと卵を地面に置いた…
ピキピキピキ!
おおお!俺と先生が卵を覗きこむと卵の中の瞳と目があった。
パリン!
???
「ボエーーボエー」
可愛いフワフワの毛に覆われ、背中に羽がある以外は人にそっくりな感じでなのだが…なんだこの声、酒焼けしたようなおっさんの様な…
アネゴ
「うむ~これはもしかして渇水病の影響で声をやられたかも…」
アネゴが難しい顔をして言う…
「そうなんですか?」
アネゴ
「ええ、空の民は歌声が美しくて有名なの 生まれたときからその声はまるで歌かのようと言われているの…」
アクア
「歌ですか…でも!これから治るかもしれませんし!」
そういって子どもを抱こうとするが…
???
「ボエー!ボエー!」
うおおお!うるさい小さいのになんという音量
アクア
「なんで!泣き止んでお願い!」
暴れる子供…
「よしよし!まず落ち着こうな」
弟で培った技術の出番か!
すると、子供は俺の手を掴み泣き止む。
アクア
「え…なんで!」
アネゴ
「ふむ~これは刷り込み効果かしら」
アネゴがぼそっと言う…
*刷り込み効果:鳥が最初に見たモノを親と認識する行為
「え!俺を親だと思っているの?」
先生
「これは傑作じゃ!ダインお前はこれからこの子の親だの!」
先生が大笑いをしているが…
グイ
先生
「なんじゃ?」
先生の柄の部分を握る。
???
「ボエー」
俺と先生をグイグイひっぱり何かごきげんな感じ…
先生
「まさか…」
先生の声が焦り替わる…
アネゴ
「あら、どうやらこの二人が両親だと思われているみたいね」
アネゴのトドメの一撃!
先生&俺
「ええええーーー」
俺と先生の声が重なる!
「先生がお母さん?!」
先生
「なぜに!儂がこのボンクラ弟子と夫婦にならないといけなんじゃ!」
先生混乱しているとはいえ酷いっす…
変化⇒病気の卵
蘇ったよほんとに…
詳しく確認すると、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
病気の卵(ランクA)
生まれながらに病気になってしまったが、その潜在能力は高い
病状 渇水病
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アクア
「主、この卵は蘇ったのですか?干からびていたのが偉くピカピカしてますけど」
「蘇ったことは蘇ったのだけど…」
アクア
「そうなのですか!なんか親近感が!」
まあ、確かに境遇は似ているけどね。
「それがどうやら病気みたいなのだよね」
アネゴ
「あらあら!それは大変だわ症状は?」
先生が心配そうに聞いてくる。
「それが渇水病としか書いて無くて、直せるかどうか」
アネゴ
「それは大変、この水が少ないエリアでは…でも今の私たちなら治療可能かも…」
アクア
「ホントですか!アネゴさん本当ですか!」
アクアさんがアネゴを掴んでグイグイ揺らす。
「アクアさん落ち着いて、じゃないと私が死んじゃう~~~」
アクア
「すみません」
アネゴ
「おっほん、渇水病っていうのは通常卵から生まれてくる子供は卵の殻を通して空気の水分を吸収するんだけど、稀にその吸収がうまく出来ない子がいるの」
「ふむ」
アネゴ
「理由は殻の通気口が少なかったり、中の子の能力や大きさに水分補給が間に合わないなどがあるの」
「通常はどうやって対処するんですか?」
アネゴ
「卵に水を生まれるまでかけ続けるしかなくて、その状況でも確率は10%以下」
「そんなに低いのですか」
アネゴ
「ええ、でもダインが持っている潤いの実よ!その水を使えば確率は上がるもしれないわ」
「そうか、この水は渇き自体を癒す効果があるんでしたっけ」
アクア
「主!早く!」
「ああ」
俺は潤いの実から水を絞りすぐ卵にかける、
それを数時間水をかけ続けて旅をしていると卵に今まで以上に光沢が出始め…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
病気の卵(ランクA)
⇒空の民の卵(ランクA)状態 病弱
空に住まう民の卵、潜在能力が高いがやや病弱
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「やった!回復したぞ」
アクア
「そうなのですか!やりました!」
アクアさんが満面の笑みで卵を抱き抱える!
ピキピキ
アクア
「え?私のそんな強く抱きしめてないですよ!」
オロオロするアクアさん。
先生
「落ち着かんか!バカ弟子」
先生がアクアさんの頭を叩く。
アクア
「はい~」
「生まれるのか!」
そっと卵を地面に置いた…
ピキピキピキ!
おおお!俺と先生が卵を覗きこむと卵の中の瞳と目があった。
パリン!
???
「ボエーーボエー」
可愛いフワフワの毛に覆われ、背中に羽がある以外は人にそっくりな感じでなのだが…なんだこの声、酒焼けしたようなおっさんの様な…
アネゴ
「うむ~これはもしかして渇水病の影響で声をやられたかも…」
アネゴが難しい顔をして言う…
「そうなんですか?」
アネゴ
「ええ、空の民は歌声が美しくて有名なの 生まれたときからその声はまるで歌かのようと言われているの…」
アクア
「歌ですか…でも!これから治るかもしれませんし!」
そういって子どもを抱こうとするが…
???
「ボエー!ボエー!」
うおおお!うるさい小さいのになんという音量
アクア
「なんで!泣き止んでお願い!」
暴れる子供…
「よしよし!まず落ち着こうな」
弟で培った技術の出番か!
すると、子供は俺の手を掴み泣き止む。
アクア
「え…なんで!」
アネゴ
「ふむ~これは刷り込み効果かしら」
アネゴがぼそっと言う…
*刷り込み効果:鳥が最初に見たモノを親と認識する行為
「え!俺を親だと思っているの?」
先生
「これは傑作じゃ!ダインお前はこれからこの子の親だの!」
先生が大笑いをしているが…
グイ
先生
「なんじゃ?」
先生の柄の部分を握る。
???
「ボエー」
俺と先生をグイグイひっぱり何かごきげんな感じ…
先生
「まさか…」
先生の声が焦り替わる…
アネゴ
「あら、どうやらこの二人が両親だと思われているみたいね」
アネゴのトドメの一撃!
先生&俺
「ええええーーー」
俺と先生の声が重なる!
「先生がお母さん?!」
先生
「なぜに!儂がこのボンクラ弟子と夫婦にならないといけなんじゃ!」
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