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第3章 ヒーローの国 私はダークな方で…
79:戦いのその後1
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あれからゲーム内では数日が立った。
街は何事もなかったように賑わいを取り戻している、
街には新しい正義長官が配属され昔ほど厳しくはないが、
相変わらずの正義感で町は動いている。
それと同時にボス無き悪のアジトにはNPCの一人が新しいボスとなり仕切っているとのことだ…
当初はアネゴをという声が強かったが、アネゴがそれを強く断ったらしい。
~アジト~
ヨッジー
「しっかし この装備はどうなんだろうね」
ヨッジーが真っ赤なマントをヒラヒラさせながら言う
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
鯛軍の勝利のマント
グランドクエストの勝利報酬
特殊効果 なびく
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
俺も風も拭かないのになびくマントを見ながら…
「うむ~防御も耐性もない完全ネタ装備だからな~」
ヨッジー
「まあ…記念品ということで倉庫行きかな」
ヨッジーがマントを外して道具袋にしまいながら続けて俺に聞いて来た。
ヨッジー
「さて、俺は新しいフィールドに行くけどお前達はどうするんだ?」
「俺達はこの前言った通り暫くあいさつ回りしてからゆっくり行くよ」
ヨッジー
「そうか、了解 また何かあったら連絡するぜ」
「ああ、たのむ」
ヨッジーはアジトから出て行った。
「さてと、俺も行きますか」
俺はアクアさんを探しにアジトをうろうろしていると…
!
なんだ!この凄まじい異臭
職人たちの部屋がある方からだ!
俺は急いで現場へ行くと
「なんだ!これは」
職人さん達がぞくぞくと倒れている!
敵襲か!
「大丈夫ですか!」
俺が職人の一人を抱き起すと…
「あの子が…とんでもない兵器を…」
兵器…
大体予想はついた…
俺はそのまま料理室へ行くと…
アクア
「おお!主!自信作が出来たんだ」
アクアさんが満面の笑みで黒く煙の吐くハンバーグを見せてきた…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ダークハンバーグ ネオ 完成度 神話級
範囲攻撃 猛毒、スタン強
解説:最初は非常においそうな見た目だが触った瞬間その驚異の暗黒の霧が放たれる
作り手の精度が非常に高かった為、更なる進化を遂げた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ああ…やっぱりね…
「アクアさんすぐそれ片付けなさい」
アクア
「え?」
戸惑うアクアさん。
「人命に関わるから!」
何を言われてるのか分からないアクアさんはとりあえず言われた通りアイテムをしまう…
「みんな!窓を開けるんだ!回復職 状態異常回復魔法を!」
俺は指示を飛ばしながら窓を開ける!
やがて応援のNPCが来てなんとか死人が出ずに済んだ…
アクア
「主一体どうしたんですか?」
「いや…その…言いにくいんだが」
「主!暫く滞在するのでしたらココで更なる精進を積みたいのだが」
俺は視線を周りに向けると、みんな首をブンブン横に振っている。
「アクアさん!俺達にはやらなければ行けないことがある!」
「そうですか?残念です」
今度は事故では済まない気がする…
トントン
誰かが俺の肩を叩いた
「はい?」
そこに居たのは俺の小道具職人の師匠だった
NPC
「お主にはまだ早いと思ったのだが…命に関わるからコレを渡しておく」
小道具レシピ
危険判定器
NPC
「これは危険値が高いほどこの透明な玉が赤に近くなる…オレンジなら瀕死、赤なら死…」
「なるほど…」
NPC
「お主のレベルではギリギリだが…余裕はないだろう励め…」
「師匠!ありがとうございます」
涙ながらにレシピを受け取る。
そんなバタバタしている中…
アネゴ
「あらあら、騒がしい何かあったの?」
この声はアネゴ…
あれ何か違和感が?
体は鯛そこは変わらないが若干赤みが増した気もするそこまではそんなに変わっていないが…問題は顔!なんですかそのサングラスみたいなものと、頭のレーザーハットみたいな帽子は!
アネゴ
「どうしたの?驚いた顔して…ああ、この見た目ね 進化したのよ」
俺はアネゴのステータスを見ると!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
種族 コマンダーブレッドドラード(*特殊進化体) ネーム アネゴ
レベル1
HP100
MP90
順属 ダイン
<スキル>
・水魔法レベル15
アクアリノベース:水を自在に操れる
アクアキャノン:水の砲撃を放つことができる、水の量により威力上下
アクアベール:水のベールで防御力上昇
アクアラッキー:水の祝福によりHP回復(PT全員)、合わせて運上昇
NEW:アクアジェベリン:数本の水の槍が敵を貫く中距離技
NEW:スキル コマンダー
・隊強化レベル1
ガードコマンド:発動時にPT及び味方全体へ防御力を上げる(小)
アタックコマンド:発動時にPT及び味方全体へ攻撃力を上げる(小)
状態 アンデット:闇魔法への耐性、体力常時回復(小)、光魔法に弱い、
NEW:地上行動可
*数百を超える人数を指揮したことにより特殊進化した個体
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おお、なんとまあ特殊進化したのね。
アネゴ
「まあ、見た目は変わったけど中身は一緒よ」
アネゴがサングラスを外してウィンクしてきた。
「はい!」
なんか背筋がゾクゾクっとした…
アネゴ
「さて、これはどうするの?」
「えっとココに居ても迷惑になりそうですし、各所に挨拶しながら次の街にでもいこうかと」
アネゴ
「迷惑だなんて…」
周りを見回すアネゴ…
アネゴ
「残念ながらその通りね…じゃ行きましょうか」
アネゴが風呂敷の様なモノを背負った。
「?アネゴどこか行くんですか?」
アネゴ
「何を言ってるの?私はあなたのテイムモンスターよ?主が行くとこ私在りよ」
「え?アネゴはココに残って悪の組織の立て直しを」
アネゴ
「いいえ、時代は変わった…新しい組織は新しい人がやるべきよ!飛ぶ鳥跡を濁さずっていうでしょ」
あなたは魚です。
「ふむ」
アネゴ
「なので私は主についてくのが自然でしょ?」
「え…まあ…う~ん」
アネゴが近づいてきて小声で…
アネゴ
「私が居れば美味しい食事は約束するわよ」
!
「お願いします!」
あの暗黒料理から逃げるにはコレしかない…
じゃあ 各所にあいさつ回りして新しいとこ行きますか!
街は何事もなかったように賑わいを取り戻している、
街には新しい正義長官が配属され昔ほど厳しくはないが、
相変わらずの正義感で町は動いている。
それと同時にボス無き悪のアジトにはNPCの一人が新しいボスとなり仕切っているとのことだ…
当初はアネゴをという声が強かったが、アネゴがそれを強く断ったらしい。
~アジト~
ヨッジー
「しっかし この装備はどうなんだろうね」
ヨッジーが真っ赤なマントをヒラヒラさせながら言う
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
鯛軍の勝利のマント
グランドクエストの勝利報酬
特殊効果 なびく
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
俺も風も拭かないのになびくマントを見ながら…
「うむ~防御も耐性もない完全ネタ装備だからな~」
ヨッジー
「まあ…記念品ということで倉庫行きかな」
ヨッジーがマントを外して道具袋にしまいながら続けて俺に聞いて来た。
ヨッジー
「さて、俺は新しいフィールドに行くけどお前達はどうするんだ?」
「俺達はこの前言った通り暫くあいさつ回りしてからゆっくり行くよ」
ヨッジー
「そうか、了解 また何かあったら連絡するぜ」
「ああ、たのむ」
ヨッジーはアジトから出て行った。
「さてと、俺も行きますか」
俺はアクアさんを探しにアジトをうろうろしていると…
!
なんだ!この凄まじい異臭
職人たちの部屋がある方からだ!
俺は急いで現場へ行くと
「なんだ!これは」
職人さん達がぞくぞくと倒れている!
敵襲か!
「大丈夫ですか!」
俺が職人の一人を抱き起すと…
「あの子が…とんでもない兵器を…」
兵器…
大体予想はついた…
俺はそのまま料理室へ行くと…
アクア
「おお!主!自信作が出来たんだ」
アクアさんが満面の笑みで黒く煙の吐くハンバーグを見せてきた…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ダークハンバーグ ネオ 完成度 神話級
範囲攻撃 猛毒、スタン強
解説:最初は非常においそうな見た目だが触った瞬間その驚異の暗黒の霧が放たれる
作り手の精度が非常に高かった為、更なる進化を遂げた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ああ…やっぱりね…
「アクアさんすぐそれ片付けなさい」
アクア
「え?」
戸惑うアクアさん。
「人命に関わるから!」
何を言われてるのか分からないアクアさんはとりあえず言われた通りアイテムをしまう…
「みんな!窓を開けるんだ!回復職 状態異常回復魔法を!」
俺は指示を飛ばしながら窓を開ける!
やがて応援のNPCが来てなんとか死人が出ずに済んだ…
アクア
「主一体どうしたんですか?」
「いや…その…言いにくいんだが」
「主!暫く滞在するのでしたらココで更なる精進を積みたいのだが」
俺は視線を周りに向けると、みんな首をブンブン横に振っている。
「アクアさん!俺達にはやらなければ行けないことがある!」
「そうですか?残念です」
今度は事故では済まない気がする…
トントン
誰かが俺の肩を叩いた
「はい?」
そこに居たのは俺の小道具職人の師匠だった
NPC
「お主にはまだ早いと思ったのだが…命に関わるからコレを渡しておく」
小道具レシピ
危険判定器
NPC
「これは危険値が高いほどこの透明な玉が赤に近くなる…オレンジなら瀕死、赤なら死…」
「なるほど…」
NPC
「お主のレベルではギリギリだが…余裕はないだろう励め…」
「師匠!ありがとうございます」
涙ながらにレシピを受け取る。
そんなバタバタしている中…
アネゴ
「あらあら、騒がしい何かあったの?」
この声はアネゴ…
あれ何か違和感が?
体は鯛そこは変わらないが若干赤みが増した気もするそこまではそんなに変わっていないが…問題は顔!なんですかそのサングラスみたいなものと、頭のレーザーハットみたいな帽子は!
アネゴ
「どうしたの?驚いた顔して…ああ、この見た目ね 進化したのよ」
俺はアネゴのステータスを見ると!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
種族 コマンダーブレッドドラード(*特殊進化体) ネーム アネゴ
レベル1
HP100
MP90
順属 ダイン
<スキル>
・水魔法レベル15
アクアリノベース:水を自在に操れる
アクアキャノン:水の砲撃を放つことができる、水の量により威力上下
アクアベール:水のベールで防御力上昇
アクアラッキー:水の祝福によりHP回復(PT全員)、合わせて運上昇
NEW:アクアジェベリン:数本の水の槍が敵を貫く中距離技
NEW:スキル コマンダー
・隊強化レベル1
ガードコマンド:発動時にPT及び味方全体へ防御力を上げる(小)
アタックコマンド:発動時にPT及び味方全体へ攻撃力を上げる(小)
状態 アンデット:闇魔法への耐性、体力常時回復(小)、光魔法に弱い、
NEW:地上行動可
*数百を超える人数を指揮したことにより特殊進化した個体
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おお、なんとまあ特殊進化したのね。
アネゴ
「まあ、見た目は変わったけど中身は一緒よ」
アネゴがサングラスを外してウィンクしてきた。
「はい!」
なんか背筋がゾクゾクっとした…
アネゴ
「さて、これはどうするの?」
「えっとココに居ても迷惑になりそうですし、各所に挨拶しながら次の街にでもいこうかと」
アネゴ
「迷惑だなんて…」
周りを見回すアネゴ…
アネゴ
「残念ながらその通りね…じゃ行きましょうか」
アネゴが風呂敷の様なモノを背負った。
「?アネゴどこか行くんですか?」
アネゴ
「何を言ってるの?私はあなたのテイムモンスターよ?主が行くとこ私在りよ」
「え?アネゴはココに残って悪の組織の立て直しを」
アネゴ
「いいえ、時代は変わった…新しい組織は新しい人がやるべきよ!飛ぶ鳥跡を濁さずっていうでしょ」
あなたは魚です。
「ふむ」
アネゴ
「なので私は主についてくのが自然でしょ?」
「え…まあ…う~ん」
アネゴが近づいてきて小声で…
アネゴ
「私が居れば美味しい食事は約束するわよ」
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「お願いします!」
あの暗黒料理から逃げるにはコレしかない…
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