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第3章 ヒーローの国 私はダークな方で…

70:グランドクエストⅣ-3

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~正義側~

インジャスティス
「ニュイが苦戦している…まずいな 全軍 悪陣営への進軍を一時止め!あの鯛軍への進軍を!真の混沌はあいつら!我も敵本陣へと切り込む!」

 号令をかけ鯛軍へと進軍を開始、それにパフィルも反応する!

パフィル
「あの鯛軍には私の憎きライバル姫騎士が…みんな!インジャスティブ様に続きましょう!我々の威光をしめすのです! 支援行きます!パフィルフィールド!」

次の瞬間正義軍のプレイヤーにハート型の飴が降り注ぎ プレイヤーを強化していく!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・パフィルフィールド
 基本ステータス20%上乗せ
 お金の習得が30%上乗せ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

勢いに任せて正義側が迫ってくる!


 ~乱戦地帯~

 NPCプレイヤーが自滅したことにより俺達はすんなりボス手前まできた。

「ここまではすんなり来られたけど、ボス手前までくるとやっぱり防衛が厚いな」

先生
 「むしろここまでが異常じゃったんじゃ、気を引き締めて行かんか!」
  
先生に怒られた。

カイ
「ターニャ口調変わったか?爺臭くなったな」

先生
 「後で殺す」

 先生改めターニャの怒りのオーラが!

 「とりあえず私たちで道を切り開けますので、親衛隊の皆さんご協力お願いします!」

アクア
「みなさんお願いします」

姫騎士親衛隊
 「姫の指示とあらば!皆の者タイプBでいくぞ!」

おおお!

親衛隊の方が一列に並ぶ!

姫騎士親衛隊
「いくぞ!突撃プッシュシールド!」

敵達が次々に敵を吹っ飛ばす

アクア
「ここは私たちに任せて行ってください」

「わかった!ここは頼みます」

俺はボスのとこに走る!

カイ
「ダイン殿!あぶない上に飛べ!」

カイさんが急に叫ぶので言われた通り飛ぶと地面から突如巨大な針が突きあがって来た。

プレイヤー
「ちっ!勘がいいな」

 針が消えて地面から人が出てくる。

「お前はボスの部屋であったプレイヤー」

プレイヤー
 「ほう、あそこに居た奴か」

 そこに出てきたのはボスの部屋で俺達を襲った一人だった、
プレイヤーネームはキル クラス ハイアサシン。
ちょっとやばそうな相手なので憑依をしようしたがアイコンが光っていない
どうやら大技を使ったのでクールタイムが長めになっているのか?

「カイさんもっかいアレを」

カイ
「連発はできない」

キル 
「俺のポイントになってくれよ!ポイズンナイフ!」

 キルは手持ちのナイフを紫のオーラを纏わせ投げ来た明らかに毒攻撃だよな!
俺はそのナイフを避けると…

キル
「甘いんだよ!フェイントスラッシュ」

 キルが消えて避けた俺の背後に現れる!
次の瞬間背中に衝撃が走る!

「っく」

キル
 「見え見えの攻撃なんか誰がするかよ」

 キルはそのまま連続切りへと繋げてくる!

キル
「おらおら!ダガーラッシュ!」

 俺は盾を構え直し…

「ターボシールド!」

俺は防御力UPのスキルを使い耐える。

キル
「盾スキルか~そんなの関係ないんだよ!」

更に斬りつけてくる!

「くっそ!」

その時…

…痛い…痛いの嫌…

幻聴まで聞こえているのか…畜生!

「調子のるな!バーストシールド!」

敵の攻撃を押し返しそのまま盾をぶつけて攻撃すると相手が炎に包まれる。

「うっわ!なんだ!こいつ」

俺はキルに突進し畳み掛ける。

「もう一回!バーストシールド!」

キルはその攻撃を跳躍で避ける!

キル
「変な盾技使いやがって、だがこの距離なら!レインダガー」

無数のダガーが空中から降って来る。

「ターボシールド!」

くっそ!俺のスキルでは遠距離では対応できず守ることしかできない。

防戦一方の状態である…

その時また声が聞こえ出した…

 …痛いって言ってるでしょ!…もう怒った!

次の瞬間 頭上から黒い雷が放たれキルを直撃!

キル
 「うお!なにこれ!ダメージは薄いけど足が痺れて」

キルが慌てている!

ん?だれかが援護してくれたのかな…

「なんだか分からないけど!チャンス!」

俺は一気に間を詰める!

キル
「野郎!イーグルバースト!」

 キルの手に持ったダガーに力集中しているようなモーションが出ている!
大技が来るな…
俺は更にスピードを上げて盾を構えキル突っ込む!純粋な盾役じゃない俺はタンク系に比べてスピードはある!今のスピードなら発動前に接近出来るはず!


キル
「弾けろ!」
  
キルの手からダガーが放たれる!

「間に合った!アクティブシールド!」

俺の反射盾スキルが発動!
盾に衝撃が走ったのと同時に盾から同様の衝撃と光が放たれる!

キル
「マジかよ!」

放たれた光がキルを包み消し去る。

「勝ったか…」

こうして俺の初の対人に勝利できた。

 後は!ボス!
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