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第3章 ヒーローの国 私はダークな方で…
67:説得3
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~学校~
授業も終わり下校の時刻、俺は吉井に呼び止められた
吉井
「高木いよいよ今晩から勝負だ」
「ああ、今週末は親も居ないしフル稼働で挑めそうだ」
吉井
「それは頼もしいな、まあ体壊さないようにお互い頑張ろう」
そんな話をしながら下校した。
~とあるオフィス~
女上司
「準備は万全なのよね?」
痩せ形の根暗そうな感じの社員
「はい…姫騎士たちとプレイヤー達、NPCの分離は出来ています」
女上司
「こちらの陣営のNPCの更なる強化をしなさい」
社員
「はい…」
女上司
「今度こそ…」
~シャイリスの世界~
俺は家に帰るなりすぐインして状況を確認する。
「アネゴ準備は?」
アネゴ
「ええ、万全よ…でも何事も無いことを祈るわ」
それを聞いたアクアさんは祈る仕草をしながら…
アクア
「ええ、無駄な血など流してはなりません」
しばらくしてヨッジーと合流したが、ウィズさんは仕事の関係で遅れるとフレンドメールが届いていたので、俺達はウィズさんを待たずに作戦を実行に移すことにした。
「ちょうどお昼の時間になりました、そろそろ決行しますがアネゴ、マアムさん準備は良いですか?」
アネゴ
「ええ、ここまで来たのだからベストを尽くしましょう」
マアム
「皆さん、ご無理を言って申し訳ありません 本当にありがとうございます」
マアムさんの顔には今までと違う覚悟の様なモノが見える感じだった
「では、いきましょう」
俺はMAPをオンにしてボスの位置を探す…
場所は前回と同じボスの部屋の奥にマークが出ている。
「どうやらボスの部屋に居るらしい」
アネゴ
「警備には私が話を通してあるからすんなり行くはずよ」
さすがアネゴ手回しが良い、
俺達は何の問題も無くボスの部屋にたどり着くと隠し通路を探す…
ヨッジー
「どこにあるんだ?」
「この前はさくっと行けたんだが…」
どうやら防衛がかなり厳しくなっているようだ…
アネゴ
「仕掛けみたいなモノがあるのかしら?」
師匠
「こういう時は!叩けば良いんじゃ!」
バシ!バシ!
師匠がいろんなとこを叩きまくる
「師匠!そんなに暴れたらばれちゃいます!」
俺は暴れる師匠を押さえようと右往左往していると師匠と一緒にボスの椅子の後ろに転げ落ちる、すると裏手にアネゴの様な絵に剣先がヒット!
ガタ
不自然な音がした!
「?」
俺はその場所を…
「師匠すみません!」
再び師匠を突き刺してみる…
「こら~やめんか~」
師匠の叫び声も気にせず押し続けるとボスの椅子の裏に階段が現れる。
「お前はどこかの竜王か…、前回は階段なんてなくてそのまま部屋につながってたのに警戒されたのか…」
そんな突っ込みをしながら階段を進む…
道中 師匠にケツをずっと叩かれながら(涙)
しばらく進むと 外から光が少し差し込む 無機質な部屋にたどり着いた。
???
「また あなたなの?今度は見逃さないわよ」
あの時の少女の声と剣の素振りの音が聞こえる。
「いや…今回はお客さんを連れて…」
「もっと悪い…」
そう言った瞬間殺気を放つニュイ。
ニュイ
「誰にも言うなって言ったわよね…これだから信用ならないのよ、あの鎧が勝手に仲間にしたのが全ての間違いね」
次の瞬間!
マアム
「ニュイ!私よ!母さんよ」
マアムさんが飛び出す
ニュイ
「!?」
マアム
「もう止めて、こんなことをしても誰も喜ばないわ」
ニュイ
「なぜ…母さんが…」
マアム
「この人に連れてきてもらったの、ねえ お願いもうこんなことは止めて」
ニュイ
「わ 私は家族の為に…本当の正義の為に…頑張ってるのに…何で…」
マアム
「町の皆も今の状態は望んでいない、私も…そして父さんも!このままでは取り返しのつかないことになるわ」
ニュイ
「お母さんは私を否定するの?私 自分を犠牲にしてまで頑張ってるのよ?」
アネゴも…
アネゴ
「あなたは頑張っているわ、でもその頑張りでは救えないのよ、世界も!あなたも!」
ニュイ
「お母さん…アネゴ…みんな!私を否定するの!私は全てを犠牲にして頑張ってるのに!」
次の瞬間 ニュイから強烈なエネルギーが放たれる!
アネゴ
「ニュイ落ち着いて!」
ニュイ
「キライ!みんな!きらい!」
そして…傍らに置いてあった鎧が動きだしニュイを包む。
ボス
「ふふふ、ついに完全に俺のコアとなったか」
声色がボスのモノへと変わる
マアム
「ニュイ!」
ボス
「無駄だ!もうお前たちの声は通らない…全ては予定通り礼を言うぞ」
「予定通り?」
ボス
「ああ、お前らの動きなどすでに把握済みだ」
ヨッジー
「ダインやばい!ココは退くぞ!」
「おう」
俺は錯乱状態のマアムさんを担ぐと来た道を戻る…
ボス
「無駄だ…クククク」
俺達がボスの部屋に戻ると…
プレイヤーらしき男が…
プレイヤー
「おう!お前が裏切り者か?」
そこには悪サイドのプレイヤーとNPCが俺達を囲む、みんな黒い兜をしている。
ヨッジー
「これはマズイな完全に囲まれてる」
「こんなプレイヤー居たか?今まで」
俺達の背後から声が聞こえる…
「ふふふ、この者たちは対人戦にすぐれたスキルを持っているからなあえてアジトに近づけなかったり、怪人に変装してもらったのだよ、お前らに感づかれないようにな」
「くっそ!」
俺は戦闘を覚悟したが…
アネゴ
「みんな!今よ」
アネゴが合図すると煙幕が展開した!
アネゴ
「こっちよ!」
俺達はアネゴに引っ張られてアジトの外へとでるとそこには…
NPC戦闘員
「お待ちしておりましたアネゴ」
数十人のNPCが待っていた、プレイヤーは一人も居ないようだ。
アネゴ
「これが私たち側の戦力よ」
どうやらこれがアネゴの陣営らしい…
そして、頭上に栗丸が現れた…
グランドクエストが始まる…
授業も終わり下校の時刻、俺は吉井に呼び止められた
吉井
「高木いよいよ今晩から勝負だ」
「ああ、今週末は親も居ないしフル稼働で挑めそうだ」
吉井
「それは頼もしいな、まあ体壊さないようにお互い頑張ろう」
そんな話をしながら下校した。
~とあるオフィス~
女上司
「準備は万全なのよね?」
痩せ形の根暗そうな感じの社員
「はい…姫騎士たちとプレイヤー達、NPCの分離は出来ています」
女上司
「こちらの陣営のNPCの更なる強化をしなさい」
社員
「はい…」
女上司
「今度こそ…」
~シャイリスの世界~
俺は家に帰るなりすぐインして状況を確認する。
「アネゴ準備は?」
アネゴ
「ええ、万全よ…でも何事も無いことを祈るわ」
それを聞いたアクアさんは祈る仕草をしながら…
アクア
「ええ、無駄な血など流してはなりません」
しばらくしてヨッジーと合流したが、ウィズさんは仕事の関係で遅れるとフレンドメールが届いていたので、俺達はウィズさんを待たずに作戦を実行に移すことにした。
「ちょうどお昼の時間になりました、そろそろ決行しますがアネゴ、マアムさん準備は良いですか?」
アネゴ
「ええ、ここまで来たのだからベストを尽くしましょう」
マアム
「皆さん、ご無理を言って申し訳ありません 本当にありがとうございます」
マアムさんの顔には今までと違う覚悟の様なモノが見える感じだった
「では、いきましょう」
俺はMAPをオンにしてボスの位置を探す…
場所は前回と同じボスの部屋の奥にマークが出ている。
「どうやらボスの部屋に居るらしい」
アネゴ
「警備には私が話を通してあるからすんなり行くはずよ」
さすがアネゴ手回しが良い、
俺達は何の問題も無くボスの部屋にたどり着くと隠し通路を探す…
ヨッジー
「どこにあるんだ?」
「この前はさくっと行けたんだが…」
どうやら防衛がかなり厳しくなっているようだ…
アネゴ
「仕掛けみたいなモノがあるのかしら?」
師匠
「こういう時は!叩けば良いんじゃ!」
バシ!バシ!
師匠がいろんなとこを叩きまくる
「師匠!そんなに暴れたらばれちゃいます!」
俺は暴れる師匠を押さえようと右往左往していると師匠と一緒にボスの椅子の後ろに転げ落ちる、すると裏手にアネゴの様な絵に剣先がヒット!
ガタ
不自然な音がした!
「?」
俺はその場所を…
「師匠すみません!」
再び師匠を突き刺してみる…
「こら~やめんか~」
師匠の叫び声も気にせず押し続けるとボスの椅子の裏に階段が現れる。
「お前はどこかの竜王か…、前回は階段なんてなくてそのまま部屋につながってたのに警戒されたのか…」
そんな突っ込みをしながら階段を進む…
道中 師匠にケツをずっと叩かれながら(涙)
しばらく進むと 外から光が少し差し込む 無機質な部屋にたどり着いた。
???
「また あなたなの?今度は見逃さないわよ」
あの時の少女の声と剣の素振りの音が聞こえる。
「いや…今回はお客さんを連れて…」
「もっと悪い…」
そう言った瞬間殺気を放つニュイ。
ニュイ
「誰にも言うなって言ったわよね…これだから信用ならないのよ、あの鎧が勝手に仲間にしたのが全ての間違いね」
次の瞬間!
マアム
「ニュイ!私よ!母さんよ」
マアムさんが飛び出す
ニュイ
「!?」
マアム
「もう止めて、こんなことをしても誰も喜ばないわ」
ニュイ
「なぜ…母さんが…」
マアム
「この人に連れてきてもらったの、ねえ お願いもうこんなことは止めて」
ニュイ
「わ 私は家族の為に…本当の正義の為に…頑張ってるのに…何で…」
マアム
「町の皆も今の状態は望んでいない、私も…そして父さんも!このままでは取り返しのつかないことになるわ」
ニュイ
「お母さんは私を否定するの?私 自分を犠牲にしてまで頑張ってるのよ?」
アネゴも…
アネゴ
「あなたは頑張っているわ、でもその頑張りでは救えないのよ、世界も!あなたも!」
ニュイ
「お母さん…アネゴ…みんな!私を否定するの!私は全てを犠牲にして頑張ってるのに!」
次の瞬間 ニュイから強烈なエネルギーが放たれる!
アネゴ
「ニュイ落ち着いて!」
ニュイ
「キライ!みんな!きらい!」
そして…傍らに置いてあった鎧が動きだしニュイを包む。
ボス
「ふふふ、ついに完全に俺のコアとなったか」
声色がボスのモノへと変わる
マアム
「ニュイ!」
ボス
「無駄だ!もうお前たちの声は通らない…全ては予定通り礼を言うぞ」
「予定通り?」
ボス
「ああ、お前らの動きなどすでに把握済みだ」
ヨッジー
「ダインやばい!ココは退くぞ!」
「おう」
俺は錯乱状態のマアムさんを担ぐと来た道を戻る…
ボス
「無駄だ…クククク」
俺達がボスの部屋に戻ると…
プレイヤーらしき男が…
プレイヤー
「おう!お前が裏切り者か?」
そこには悪サイドのプレイヤーとNPCが俺達を囲む、みんな黒い兜をしている。
ヨッジー
「これはマズイな完全に囲まれてる」
「こんなプレイヤー居たか?今まで」
俺達の背後から声が聞こえる…
「ふふふ、この者たちは対人戦にすぐれたスキルを持っているからなあえてアジトに近づけなかったり、怪人に変装してもらったのだよ、お前らに感づかれないようにな」
「くっそ!」
俺は戦闘を覚悟したが…
アネゴ
「みんな!今よ」
アネゴが合図すると煙幕が展開した!
アネゴ
「こっちよ!」
俺達はアネゴに引っ張られてアジトの外へとでるとそこには…
NPC戦闘員
「お待ちしておりましたアネゴ」
数十人のNPCが待っていた、プレイヤーは一人も居ないようだ。
アネゴ
「これが私たち側の戦力よ」
どうやらこれがアネゴの陣営らしい…
そして、頭上に栗丸が現れた…
グランドクエストが始まる…
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