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本章1 ウォータリア編

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ロジィエさんの家に着き事情を説明すると

ロジィエ
「それは朗報ですね、あの火山が治まれればみんなかなり助かりますし……御覧の通り現在治安も乱れてますので」

ゲンゾウ
「うむ」

ヨッジー
「現状あの炎をなんとかするにはそれが一番確実になるか」

「それでだ、パーティーを二つに分けてようと思う」

ゲンゾウ
「ふむ」

「これまでの傾向を見るにあいつらが何か仕掛けて来ると可能性は大だし、特に過去かかわった人物を狙ってくることが多いので」

ロジィエ
「それはありがたいのですが、申し訳ない」

「いや、うちらとしてもあいつらの企みを事前に阻止できるならそれに越したことはないので」

ヨッジー
「編成はどうする?」

ゲンゾウ
「未開の地となると何が出るか予想できない状況じゃからバランスが良い編成でないと危険じゃの」

ヨッジー
「とはいえ、あいつらが来たら戦力的にはある程度ないと防げないからな」

話し合いの結果
魔界組:俺(もピー) ウィズ アネゴ
防衛組:ヨッジー ゲンゾウ

「これでいこうかね」

そんな話をしていると

GM
「あの~魔界はまだ未実装なので現状入られるのは…」

気配を消していたGMがNPCに聞こえないパーティー会話*で進言してくるが、

*パーティーを組んだ人だけに伝わる会話システム

ゲンゾウ
「じゃ お主なんとかできるのか?こちらのお嬢さんも何とかしてしてくれるのか」

GM
「……」

ゲンゾウ
「出来る分になるのは言う権利はあるが、出来ないのなら口を挟む権利はないと思うが」

GM
「……」

「よし、そしたらその方向で」

ロジィエ
「あの、お世話になってばかりでは申し訳ないので皆さんの装備を改修させて下さい」

ロジィエさんが頭を下げながらそう言ってきた、もちろん伝説の鍛冶屋と呼ばれた方の申し入れを断る理由もなく各自の装備を改修、または新調する運びとなった。
一応、材料に関しては申し訳ないのでこちらで用意させてもらうことにした、何せ村を作った時に集めた材料のストックが結構あるし……何に使うかわからない押し付けられたというものが大半だが、少なくともいくつかは使えるだろうしこの辺りの初期エリアよりは質やレア度から見てもいくつかは使えるだろうと思いロジィエさんに見せると、

ロジィエ
「なんとおおおおお!」

「ああ、やっぱり使えないですか」

ロジィエ
「逆です逆です!こんな見たかことも内容なすごい素材!!!これは創作意欲が止まりません、うっそ!こんな不思議な素材が、あっちにはこんな硬質な素材……あれはどうやって加工を、いや錬成してから……あ!この伸縮する素材は…なんという魔力量!!!」

もう完全にゾーンに入ってしまったようだ……

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