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第3章 ヒーローの国 私はダークな方で…

47:生産スキル

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 とりえずアネゴを仲間にした……
 
ボス
「今日は用がある、外へはアネゴといってくれ」

別に俺達だけでも……

アネゴ
「ええ、では回復薬などの準備をしましょうか、備えは肝心よ」
 やる気満々ですねアネゴ…

 俺達はアネゴに案内されてアジトの奥へ行くと……

アクア
「これは、すごいですね」
 
アクアさんが呟いた。

 アジトというくらいだから荒れているイメージがあったのだが、綺麗に掃除されており、部屋ごとにしっかりプレートが付いていた。

 道具職人室
 料理室
 薬品生成室
 武具製作室
 魔法研究室
 鍛錬所
 学問室
 購買部

 どっかの学校のようだ……

アネゴ
「ふふふ、ここは組織のみんなが役割分担をして様々な製品や武具作り、鍛錬などをしているの」

 アネゴが説明してくれる。

「そうなんですね、正直もっと怖い感じで稼いでいるのかと…」

 強盗とかPKとか…

アネゴ
「私たちは外道ではないのよ、もちろん正義の味方達を叩きのめして資金を得ることもあるけど、盗みとか恐喝などはしないのよ」

 PKはあるのね……

アネゴ
「それよりもモンスターからのドロップ品の加工とか、薬品の生成などの儲けのが多いかしらね」

「そうなんですね」

アネゴ
「勘違いしないで欲しいのは、私たちは今のこの世界のシステムの矛盾やそれにともなって苦しんでいる貧困層など、そういった人たちの集まりなの」

「ふむ」

アネゴ
「間違ったことで正義を名乗るなら、悪を貫き世を正す!これがスローガンよ」

企業スローガンみたいだな……

アネゴ
「説明はこれくらいにしていろいろ見てまわりましょうか」
 
アネゴに言われて各部屋を見て回るとみんな真面目に仕事をしている、
その中で俺が気になったのは小道具製作……
その部屋にはいるとプラモデルのような銃からライターのようないろんな道具があった。

「これ良く出来てますね」
 
俺が品々を見ながら呟くと……

戦闘員風NPC
「ふむ、君は良い目をしているね どうだい君もやってみるかい」

~イベント発生 職人スキル修得序~
 
急にウィンドが出てきた!

 そこには「受ける」「受けない」の選択肢が現れたので、
 俺は迷わず『受ける』を押すと……

戦闘員風NPC
「どうやらやる気があるようだな 時間ができたら、またここに来ると良い」

 どうやら、ここでスキルを修得できるらしい、
 後で散策終わったら来てみるかな、
 その後アクアさんも料理室で同様のイベントが発生したようで俺の目の前に…
 
~テイムモンスターのスキル修得が可能です~
 「受ける」 「受けない」

 選択肢が現れたのでアクアさんに聞いて見た所受けてみたいとのことだったので『受ける』を選び後日 クエストを受けることにした。

 その後購買部で回復系、毒消しなどのアイテムを格安で譲ってもらい旅の準備を整えてフィールド探索へ向かった……
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