上 下
555 / 586
本章1 ウォータリア編

285

しおりを挟む
D:YUTAKA
「見る影もねえな、お前たちこっちは俺に任せてダインを解放しやってくれ」

ヨッジー
「なんとか挟み撃ちは回避できそうだがなんとかなるのか」

D:YUTAKA
「どうにかなるかじゃなくて、どうにかするしかねえんだ」

そういうと龍の柄の入った銀のバズーカを持ってゴーレムAへと歩き始める。

D:YUTAKA
「今解放してやるよ」

ゴーレムA
ウオオオオオオ

D:YUTAKA
「スターティング デストロイ セット!」

掛け声と伴に背後から無数のロケットランチャー、バズーカ、機械の龍の首らしきモノが…まさに破壊者と言わんばかりの盛りだくさん武器を展開していく

D:YUTAKA
「フルバースト!!!」

その武器から一斉に放たれる攻撃がゴーレムを襲う

スレイン
「これまた大きな花火じゃな、どれワシも〈並列思考処理展開〉」

スレインの頭上に光の輪が展開していく

スレイン
「ゴーレムAに*マジックアルテマ、プロテクトマスター展開」
「ゴーレムBに*スピードアーリー、ブレイクアップ」
*マジックアルテマ 魔力上昇の高位魔法
*プロテクトマスター 防御力アップの高位魔法
*スピードアーリー 敏捷上昇の高位魔法
*ブレイクアップ 打撃攻撃力上昇の高位魔法

スレインの口から二つの別個体への支援魔法が同時に展開された。

ヨッジー
「耳がおかしくなりそうだ」

アネゴ
「器用なことを」

ゲンゾウ
「やっかいじゃな」

高位バフを受けてゴーレムAはおたけびと上げながらD:YUTAKAのフルバーストを魔法障壁と岩を変化せた盾のようなもので迎え撃つ、凄まじい爆音が響き渡り大ダメージが通ったかに思えたが本体にはまったくダメージが通ってないように見えたが

D:YUTAKA
「策と二重三重に練るモノだぞ」

フルバースト攻撃をが目くらましとなりまったく相手が気づかないうちに相手のゼロ距離まで近づき

D:YUTAKA
「ドラゴンブレス零」

背中の龍の口から強烈なブレスがゴーレムの体を這うように包み込んでいく

D:YUTAKA
「からの!フリーズカノン零」

召喚した銃から強烈な冷凍効果のある光線を放ち今度は氷漬けにしていき、
そして

D:YUTAKA
「ブレイク」

指をパチンとならすと体についていた岩がボロボロと崩れ出す、

スレイン
「なるほど、考えたなじゃが……*永続回復極み、ハイーヒート」

永続回復極み 回復(特大)が一定時間継続する
ハイヒート 高熱によりあらゆるものを溶かしマグマだまりを形成する

ゴーレムAから剥き出しになった蒼きワインに緑色の体に緑の光が放たれ体の中に入ったかと思うと、今度は体を覆っていた岩がドロドロに溶けだし、また剥がれた岩も同じように溶け体に再びまとわりついていく、当然のことながら蒼きワインの体がやけど状態になり呻き声をあげるがその傷は永続回復により治る、そしてまたやけどを繰り返す状態になっている。

D:YUTAKA
「ひでえことしやがる」

スレイン
「安心せい感情などとうになくなっておる」

D:YUTAKA
「そういう問題じゃねえええ!」

ズドン

スレインに向かって銃弾を発射するが目の前でその銃弾は障壁にかき消された




しおりを挟む
1 / 3

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!


処理中です...