549 / 600
本章1 ウォータリア編
279
しおりを挟む
???
「あんたなら私の力を具現化出来るって聞いたけど」
「誰に!?」
???
「そんな細かいことはどうでもいい!出来るの!出来ないの!」
「出来ます!」
圧倒的な圧力というかプレッシャー!女頭領の醸し出す嘘は絶対付けないと思わせる眼力に思わず声が上ずる。
ヨッジー
「どうしたダイン!?」
「今ここに蒼き狼の母と言う霊が!」
アネゴ
「なんと!」
ウィズ
「なんて言ってるんですか」
「ええと」
???
「体を貸しな」
「体を貸せと」
ヨッジー
「おう……」
???
「あいつには一度ガツンっと言ってやらならいと思っていたが、もう大人だからと見守る形で我慢していが、こんな状況に……くーーー」
「それは」
???
「孫まであんな状態など我が血統の恥!私の不始末は私がつける!」
「ええとあの~お母さま」
???
「早く!体を貸しな!」
「はい!スキル:魂の代弁」
魂の代弁でお母さまを具現憑依させると体が赤と白の毛皮で出来た鎧へと変わり、がっしりとしてはいるが細身の女性へ、髪は鎧の白い部分と同化してしまうほど長く目つきは細く吊り上がり鼻は高い美形ではあるが……
赤き獣
「よし、全盛期手前くらいの体というとこか~まあ良しとするか」
言葉遣いの悪さと酒で潰したのかわからんがものすごいだみ声
ヨッジー
「おう……」
ゲンゾウ
「迫力が違うの~」
ウィズ
「はい」
赤き獣
「ここからは手出し無用だ、ちょいときつめの仕置きをくれてやらんとな」
その目は怒りもあるが久しぶりの戦闘に胸躍るような怪しい光を放っているように見える、
そして、ヨッジー達はその目に促されるように赤き獣の邪魔にならないように後方へ退避する。
赤き獣
「ありがとよ……さて」
その目線は暴れまわっている蒼きワインへと
蒼きワイン
「あははっは/はははは」
狂った様な笑い声をあげてスキルを放ちまくっている蒼きワインに向かって
赤き獣
「この馬鹿もんがああああああ!」
その声にびっくとして蒼きワインの動きが止まる
赤き獣
「このバカ坊主が!」
蒼きワイン
「どしたの?/まさか」
その姿を見るや交互に変わる姿の男性部分が驚愕の表情、女性の方が困惑の表情になる
蒼きワイン
「だれ?/母さんは死んだはず」
赤き獣
「お前がこんなじゃおちおち寝てもいられねえから戻って来たんだよ」
蒼きワイン
「お母さん?/いや偽物だ」
赤き獣
「また現実逃避か!」
蒼きワイン
「……/うるさい偽物が」
赤き獣
「ほえるね~子犬がまあ良い私らの流儀は拳で語った方が早い」
そんな流儀嫌だ!
蒼きワイン
「…/消えろ」
その声にニヤリと笑う赤き獣の表情は母の慈愛が感じ取れないのだが……
「あんたなら私の力を具現化出来るって聞いたけど」
「誰に!?」
???
「そんな細かいことはどうでもいい!出来るの!出来ないの!」
「出来ます!」
圧倒的な圧力というかプレッシャー!女頭領の醸し出す嘘は絶対付けないと思わせる眼力に思わず声が上ずる。
ヨッジー
「どうしたダイン!?」
「今ここに蒼き狼の母と言う霊が!」
アネゴ
「なんと!」
ウィズ
「なんて言ってるんですか」
「ええと」
???
「体を貸しな」
「体を貸せと」
ヨッジー
「おう……」
???
「あいつには一度ガツンっと言ってやらならいと思っていたが、もう大人だからと見守る形で我慢していが、こんな状況に……くーーー」
「それは」
???
「孫まであんな状態など我が血統の恥!私の不始末は私がつける!」
「ええとあの~お母さま」
???
「早く!体を貸しな!」
「はい!スキル:魂の代弁」
魂の代弁でお母さまを具現憑依させると体が赤と白の毛皮で出来た鎧へと変わり、がっしりとしてはいるが細身の女性へ、髪は鎧の白い部分と同化してしまうほど長く目つきは細く吊り上がり鼻は高い美形ではあるが……
赤き獣
「よし、全盛期手前くらいの体というとこか~まあ良しとするか」
言葉遣いの悪さと酒で潰したのかわからんがものすごいだみ声
ヨッジー
「おう……」
ゲンゾウ
「迫力が違うの~」
ウィズ
「はい」
赤き獣
「ここからは手出し無用だ、ちょいときつめの仕置きをくれてやらんとな」
その目は怒りもあるが久しぶりの戦闘に胸躍るような怪しい光を放っているように見える、
そして、ヨッジー達はその目に促されるように赤き獣の邪魔にならないように後方へ退避する。
赤き獣
「ありがとよ……さて」
その目線は暴れまわっている蒼きワインへと
蒼きワイン
「あははっは/はははは」
狂った様な笑い声をあげてスキルを放ちまくっている蒼きワインに向かって
赤き獣
「この馬鹿もんがああああああ!」
その声にびっくとして蒼きワインの動きが止まる
赤き獣
「このバカ坊主が!」
蒼きワイン
「どしたの?/まさか」
その姿を見るや交互に変わる姿の男性部分が驚愕の表情、女性の方が困惑の表情になる
蒼きワイン
「だれ?/母さんは死んだはず」
赤き獣
「お前がこんなじゃおちおち寝てもいられねえから戻って来たんだよ」
蒼きワイン
「お母さん?/いや偽物だ」
赤き獣
「また現実逃避か!」
蒼きワイン
「……/うるさい偽物が」
赤き獣
「ほえるね~子犬がまあ良い私らの流儀は拳で語った方が早い」
そんな流儀嫌だ!
蒼きワイン
「…/消えろ」
その声にニヤリと笑う赤き獣の表情は母の慈愛が感じ取れないのだが……
0
お気に入りに追加
652
あなたにおすすめの小説
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる