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第2章 俺 覚醒!?

23:グランドクエストⅢ-3

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俺達は修行の狩場を探して火山を移動、場所探しはいつものアンデットマスタースキルを使い「炎の巨人の精」、「火とかげ精」、「登山家の霊」などに話を聞きながら移動している。

???
「便利な能力ですね~」
 
「いや~アンデット系そんなに好きじゃないんだよね、えっと…あなたは最初にどんなボーナスを?」

ウィズ
「すみません!私の名前はウィズです、ウィズと呼んでください」

名前自体は表示されているのでわかってはいるけど、中々了承ないと呼びづらいのよね。

「俺はダインです、んでこちらがアクアさん」

アクア
「はじめまして、宜しくお願いします」

ウィズ
 「女性の方だったのですね!なんか装備が男性ぽかったので……すみません」

アクアさんは変装装備をしているので見た目が確かに男性っぽく見えてしまうのはしょうがないのかもしれないな。

アクア
 「そうですね、ははは……」

 なんか若干ショックを受けてるアクアさん、変装のせいだから気にしないでね!

「それはさて置き、こちらが仲間のモンスターのロジィエさん」

ウィズ 
「ミミックさんですか?若干大きいような」
 
「まあ、レア種みたいで……」

 すまん ロジィエさん我慢してね!

「うちのメンバーは以上… イッタ!」

 ケツにビッシ 鉄のビンタ!

先生
「忘れるでない!」

 先生の一撃!

ウィズ
「剣がしゃべってる!」

「これは…魔剣の」
  
ジャッキン!

刀身が喉の手前に!

先生
「剣聖じゃ」

 「はい…」

物凄い威圧感です…(涙)

 「剣聖のターニャ先生です」

 「そっそうなんですね、そんな剣もあるんですね!知ってた?ミルミルちゃん、あ!こちらミルミルちゃん わたしのサポートさんです。」

ミルミル
 「初めまして、伝説であるとは聞いてましたけどまさか本物であえるとは!」

 なんかキラキラした目で先生を見るミルミルちゃん。

「武器が好きなのかな?」
  
俺が聞くと、

ミルミル
「ええ!大好きです あれは至高のモノですよ!鉄や様々な素材がいろんな武具に変わっていく! あっすみません つい熱くなって」

 その光景をみて頷くロジィエさん、

「ミルミルさんは鍛冶屋なんですね?」

ミルミル
 「ええ、鍛冶職が好きなので……でもあまりうまくなくて、ほんとは今流行りのパテシエとかになれば高率の良い熱耐性アイテムも作れるんですが……」 

 しょんぼりするミルミルさん、

ウィズ
「いいのよ!私甘いモノ苦手だし!心の籠ったモノであればどんな武具でも嬉しいわ!」

ウィズさんがフォローする。

先生
「千里の道も一歩から!まだ先は長い、まあ当面は目の前のあの敵から考えるべきじゃの」

 先生が差した方向には無数の敵が現れた……
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